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電気料金の値上げや災害による停電、みなさんも悩んでいませんか?私たちの生活に直結するこの問題、簡単には解決できません。特に、ペットがいる家庭では深刻です。エアコンが使えないと、愛犬の命にかかわることも。
そんな中、注目したいのが「ALLPOWERS R3500」です。この製品を家庭の電力システムに組み込むと、多くの問題が解決できるんです。ただし、持続可能な運用にはソーラーパネルの増設が必要です。発電量を増やすことで、より効果的になります。
本記事では、R3500の仕組みを詳しく解説します。さらに、実際に導入してみた結果もお伝えします。工事不要で少しずつ始められるR3500は、電気代の削減だけでなく、防災対策としても役立ちます。
ALLPOWERS R3500で夏のエアコン電気代を節約!元は取れるのか?
夏の猛暑、エアコンなしでは乗り切れませんよね。でも、電気代の高騰が気になります。
そこで注目したいのが、ポータブル電源とソーラーパネルの活用です。今回は、ALLPOWERS R3500を使って、実際にどれだけ電気代を節約できるか検証しました。
検証環境は、南向きの日本家屋。最高気温40℃超えの真夏日に、8時間のエアコン使用を想定しています。

使用したのは、ALLPOWERS R3500とB3000、そしてレノジーの両面ソーラーパネル220W×2枚です。

結果、ソーラーパネルは消費電力の約41%をカバーしました。これは1日あたり59.1円の節約になります。ただし、初期投資の回収には時間がかかります。ソーラーパネルだけなら半年〜1年で元が取れますが、ポータブル電源を含めると3年以上かかる計算です。
しかし、単純な経済性だけで判断するのはおすすめしません。災害時の電源確保など、目に見えない価値も大きいのです。より効果的な活用法としては、パネルの増設や家屋の断熱性能向上が考えられます。
この組み合わせは、電気代節約だけでなく、いざという時の強い味方になります。暮らしの安心と快適さ、そして環境への配慮。これらを同時に叶える選択肢として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
製品スペック
アイテム名 | ALLPOWERS R3500 | ALLPOWERS B3000 |
型番 | R3500 | B3000 |
メーカー | ALLPOWERS | ALLPOWERS |
価格 | 380,000円 | 309,999円 |
容量(Wh) | 3,168Wh | 3,168Wh |
出力(W) | 3,200W | – |
サイズ | 横530×高さ345×奥行き360mm 約42kg | 横530×高さ345×奥行き360mm 約39.5kg |
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー |
費用対容量(1Whあたり単価) | 119.9円 | 97.9円 |
電気の波形 | 正弦波 | 正弦波 |
出力(AC出力・DC出力・USB) | AC:4口 DC/シガーソケット:4口 USB:4口 Type-C:2口 RV出力 100V-120V 3,000W | AC:0口 DC/シガーソケット:3口 アンダーソン:1口 USB:4口 Type-C:2口 |


無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス 小 30L(幅40×奥行39×高さ37cm)との大きさ比較。
詳細レビュー:性能、デザイン、使いやすさ、価格、節電効果、カスタマーサポートを総合評価
これから、ALLPOWERS R3500に関する詳細なレビューを始めます。
もし何か説明が不足していると感じたら、お気軽にコメント欄からお知らせください。必要な情報を提供するために、みなさまのご意見や質問を大歓迎します♪
性能1. 拡張性の高さは業界最高水準
R3500は、家庭用のバックアップ電源として最適な解決策を提供します。
この製品の特徴は、最大2台のR3500(各3,168Wh)と最大30台のB3000拡張バッテリーパック(各3,168Wh)の連携が可能であることです。これにより、驚きの容量、合計101,376Whを利用して家庭内の様々な機器に電力を供給することができます。停電時でも、数日間家電製品への電力供給を続けることが可能です。その結果、電力不足の問題を解消できます。この最大101,376Whまでの拡張性は、業界でも随一の柔軟性を誇ります。
製品 | 最大容量 |
ALLPOWERS R3500 | 101,376Wh |
EcoFlow DELTA Pro | 10,800Wh |
BLUETTI AC500 + B300S | 18,432Wh |
Anker 767 Portable Power Station | 4096Wh |
Jackery 3000 Pro | 3,024Wh |
他の製品との比較からも、R3500の性能の優れていることが確認できます。例えば、BLUETTI AC500 + B300Sは3,072Whから最大18,432Whまで、エコフローのEcoFlow DELTA Proは最大10,800Whまでしか拡張ができません。これらと比べて、R3500はその拡張性で他社製品との明確な差をつけています。
R3500は、最初から大きなシステムを求める方や、徐々にバッテリーを追加しシステムを拡張したいと考える方に向けた大きな魅力を持っています。
性能2. 出力
R3500は、定格出力としてAC3,500Wを誇ります。
この製品を2台、さらにホームパネルと組み合わせることで、出力はAC7,000Wまで増強することが可能となります。これにより、短時間で電力を大幅に拡充することが可能となります。その電力はテレビ、エアコン、電子レンジ、フルサイズの冷蔵庫など、停電時における多様な家電製品への電力供給に充分に対応します。さらに、電気自動車(EV)への標準的な充電も可能となります。
ALLPOWERS R3500の活用により、家庭での充電操作を簡便に、そして環境に配慮した方法で実行することが可能となります。これにより、電力供給に関する問題解決への大きな一歩を踏み出すことができます。
性能3. 4つの充電方法
R3500は4つの充電方式(ACコンセント、ソーラーパネル、シガーソケット、Dual AC+Solar)に対応しています。
ACコンセントとソーラーパネルを接続した場合の最大入力は3,500Wです。画像(海外バージョン)では最大4,000Wとなっていますが、日本の電圧が低いため、最大出力は3,500Wになります。
- ACコンセント・・・1,500W(100V/15A)
- ソーラーパネル・・・2,000W(11-150V/40A)
- シガーソケット・・・120W
- ACコンセント&ソーラーパネルのデュアル充電・・・3,500W
AC100Vコンセントからの場合、最大1500WでR3500を充電することができます。フル充電にかかる時間はわずか2.5時間。
静音充電(500W)、普通充電(1,000W)、急速充電(1,500W)の3つの充電モードがあるので、その時々の状況で充電スピードを選択することができます。充電時の騒音レベルも制御でき、リビングや寝室での利用も快適です[動画あり]。
AC + ソーラーパネルのデュアル充電を使用すれば、わずか1時間でR3500をフル充電できます。さらに、ソーラーパネルで最大入力2000Wの電力をR3500に充電すれば、無料で無限のエネルギーを集めることができます。
海外では、マイクロインバーターというソーラーシステムが使われています(日本でも使われていると思います)。マイクロインバーターは、屋根全体に太陽光パネルが設置されている場合に有効です。異なる方向を向いているパネルがある場合、マイクロインバーターを使用することで、すべてのパネルを正しく接続できます。
性能4. ハイパワーのバッテリーセル
ALLPOWERS R3500は、テスラ社の「タブレス」技術と同じ「フルタブ」電池技術を採用しています。
タブレスとは、電極の終端部である「タブ」を排し、上部すべてを電極にするという離れ業だ。これにより電子の移動による発熱が少なくなり、大径のバッテリーセルが作成可能になるとのこと。現在のセル2170よりもかなり大きい。大きさが寄与して、現在の2170セルは5,000mAhだが、4680は~9,000mAh程度になるとの報道もある。バッテリー寿命も従来構造よりも長くなる。
テスラのミッションとEVバッテリーの深い関係 シリーズ:バッテリーからテスラを解剖する 01(EnergyShift編集部)
34145バッテリーセルは、直径34mm、高さ145mmで、従来の21700電池と比較して6倍もの電気エネルギーを蓄えることができます。内部抵抗が4mΩ以下で、最大5倍まで出力パワーを高めることができます。また、タブを取り外すことで溶接を必要としない部品に直接接続することができます。
EVグレードAレベルのLiFePO4バッテリーセルを採用し、最大10年の寿命を実現しました。このバッテリーセルは、3,500回充電・放電を繰り返しても80%の容量が持続し、6,000回充電・放電を繰り返しても50%の容量が持続します。
また、このバッテリーセルは自己発熱するため、過酷な環境にも耐えることができます。冬の寒さでも、製品内部温度が-20℃〜40℃の放電温度範囲内であれば、標準的な電力を供給することができます。
10年以上にわたり使用する製品なので「リン酸鉄リチウムイオンバッテリーだから安全」のさらに上の安全を確保したいですね。バッテリーの中身までチェックできるのは他社にはない安心材料です♪
性能5. UPS(無停電電源装置)機能
R3500は、NAS、コンピューター、セキュリティシステム、CPAPなどのバッテリーバックアップとサージ保護を提供する家庭用バックアップUPSの機能を持ちます。
停電は、電子機器の故障やデータの消失につながります。そのため、デバイスを保護するために無停電電源装置(UPS)が有効です。また、IoTデバイスや冷蔵庫などの家庭用家電の電源も確保します。
ホームグリッドに接続すると、R3500は充電してスタンバイ状態になり、停電になると15ms(ミリ秒)でバックアップ電力とサージ保護を提供します。低コストで小規模な事業所やオフィスへ電力バックアップを構築し営業損失を回避することができます。
瞬断スピード15msは業界最速レベルです。エコフローは30ms、BLUETTI、Ankerは20msと公称しています[2]。
使いやすさ

R3500には、15個の出力ポートが搭載されており、ほぼ99%のデバイスが対応しています。
R3500の優れたパワーは、定格3,200Wを誇る4つのACコンセントから生み出されます。冷蔵庫、衣類乾燥機、食器洗い機、電子レンジ、エアコンなど、複数の家電製品を同時に稼働することができます。
コンセントが横並びなので、干渉せずに使いやすいです。
価格
一般販売価格は380,000円(税込)です。出力3,200W・容量3,168Whと考えると、平均的な価格帯で比較的安価だと思われます。
節電効果 長期的な節約効果やコスト削減

ソーラーパネルとR3500を接続することで、日中に発電した余剰電力を蓄電し、太陽光が届かない夜間の電力として利用することができます。R3500につなげることができるソーラーパネルの最大入力は2,000Wです。この太陽光発電キットで、1ヶ月あたり76~120kWの電力を作れます。
日本の平均的な電力消費量は経済産業省 資源エネルギー庁のデータ[1]によれば1ヶ月に約400kWhです。R3500を使えば、毎月の電気代を25~40%節約できるかもしれません。
ここからは実際にR3500とソーラーパネル発電を運用した場合を、一般的に導入されている製品と比較してみたいと思います。

上記の画像は、2,000Wのソーラーパネルを運用した場合の発電量と電気料金節約シミュレーションを京セラのサイトで行ったものです[3]。
このシミュレーションは、以下の条件で行いました。
「東京都内で南向きに設置した」というのはかなりの好条件なので、首都圏でソーラーパネル発電を行った場合の最高レベルの結果となります。年間の節約額が5万円程度。日中に売電している電力を夜間の消費に回せば金銭的出費が抑えられそうですね。
京セラ 太陽光発電で組んだ場合
京セラのソーラーパネルで2,000Wを組むとすると以下のようになります。
- 270W×8枚=2.16kW
- 270Wソーラーパネル(ルーフレックス KJ270P-5ETCG) 201,960円(税込)
- 合計金額:1,615,680円
ソーラーパネルを購入するだけでこの金額。さらに設置費用や蓄電池の料金が加算されます。補助金などもあるため、条件によっては数年後にはプラスになることもあり得るのでしょうか。
屋根に取り付けるタイプなので、デッドスペースを有効活用できるのがメリットですね。また、近隣に高層住宅がない場合、日照条件も安定するため、計算が立ちやすいという利点があります。
ALLPOWERS R3500で組んだ場合
ALLPOWERS R3500でスマートホームエネルギーキットを組む場合です。
- ALLPOWERS R3500 380,000円
- ALLPOWERS 400W ソーラーパネル×6枚=2,400W
- ALLPOWERS 400W ソーラーパネル 119,999円(税込)
- 合計金額:1,099,994円
ソーラーパネルだけで719,994円となります。さらにR3500プラス蓄電量に応じたB3000が必要となります。
庭などの平地にソーラーパネルを設置するには、一定の面積が必要になります。条件によっては、この必要面積がデメリットとなることがあります。
導入コストや引っ越しや故障した場合の入れ替えや修理などを考慮すると、ALLPOWERS R3500を基盤に置くスマートエネルギーキットには多くのメリットがあることが分かります。
面積に余裕がある場合は、完全に屋外用のソーラーパネルを使用することで、折りたたみソーラーパネルよりもさらにコストを抑えることができます。
カスタマーサポート
ALLPOWERSは、グリーンエネルギー分野で世界的に躍進している企業です。
このレビューを書くために、海外情報を調査してみると、北米はもちろんのこと、サステナビリティに意識の高いドイツやポーランドでも高い評価を受けていることが分かりました。
ALLPOWERSは、持続可能なエネルギーを誰にでもアクセスできるようにすることを約束しています。炭素フットプリントを減らし、エネルギー料金を節約できる費用効果の高いソリューションを提供することを目指しています。
日本市場で知名度があるだけで企業の存続度が高いわけではありません。日本の市場はとても小さいため、世界中で受け入れられている安全性の高いメーカー製品を選ぶことが安心です。
つまり、企業の継続性の高い製品を選ぶことが、長くカスタマーサービスを受ける秘訣です。
ALLPOWERS社は、ホームバックアップの分野で北米・ヨーロッパで一定の評価を受けており、安全性が高いと言えます。
また、ALLPOWERS日本支社も、日本で「ALLPOWERS」というブランドを立ち上げるために全力で取り組んでいます。代理店ではなく、本社直営なのでとても安心できます。これは、日本市場を重要なマーケットと捉えていることの証左です。
項目 | 概要 |
---|---|
住所 | 〒194-0003 東京都町田市小川3丁目9-3 |
お問い合わせ窓口 | https://allpowers.jp/pages/contact |
https://twitter.com/ALLPOWERSJapan | |
https://www.instagram.com/allpowersjapan/ |
以下はALLPOWERS社担当の方からのメッセージです。
ALLPOWERS社は、OEMを委託した一部の企業とは異なり、ポータブル電源とソーラーパネルの開発・デザインをすべて自社で行っています。ソーラーシステムの分野には自信があります。
アウトドア用電源だけでなく、家庭用節電システムの技術開発の強みも活かして、お客様に最適な電源ソリューションを提案することができます。
また、当社ではサポート体制を重視しています。ご購入後はもちろんのこと、ご購入を検討中の方にも、日本人スタッフによる電話・メールサポートを提供しています。
実際にALLPOWERS社の方とのやりとりでも、レスポンスが迅速で正確なため、非常に安心感があります♪
結論:ホームバックアップを導入するならばALLPOWERS R3500&B3000がおすすめ
ALLPOWERS R3500について、ALLPOWERSのCEOであるマークは以下のように述べています[4]。
R3500 Smart Home Energy Kitは、ゼロカーボンのエミッションフューチャーに貢献するために設計しました。
必要なスマートグリーンエネルギー製品をすべての家庭に提供することを目的としています。
ALLPOWERS R3500は、その高いバッテリー容量と性能、使いやすさ、手頃な価格、そして電力料金の節約を実現する機能を備えており、多くのユーザーにとって魅力的なポータブル電源となっています。メンテナンスコストも低く、故障時のサポートが充実しているため、長期的に安心して利用できます。
ペットと一緒に生活している方には、特にR3500をおすすめします。
急な停電が起こったとき、特に落雷や台風による長期的な停電時に、エアコンを使えることは重要です。暑い夏場、自分が家を空けている間に停電が起こった場合でも、R3500があればエアコンを稼働し続けることが可能です。ペットの安全と快適さを確保するために、この製品は大変役立つでしょう。
電気料金が値上がりしていく中で、R3500を中心としたシステムは長い目で見ると非常にコストパフォーマンスの高い投資となるでしょう。
コンパクトでスタイリッシュなデザインは、どんな家庭にも馴染み、スマートホームやオフグリッド生活に最適な製品と言えるでしょう。コストパフォーマンスが高く、環境に優しいエネルギー供給を実現するR3500は、長期的な電気料金削減を考えている方にとって理想的な選択です。
脚注
↑1 ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える(経済産業省 資源エネルギー庁)
↑2 ポータブル電源におけるUPS機能の違いと対応製品の紹介
↑4 ALLPOWERS’ Cutting-Edge and Green-Friendly R3500 Smart Home Energy Kit to Launch on Kickstarter