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壊れにくい発電性能高い割安
ALLPOWRS SOLAX SE200 ソーラーパネル 200W
『大手の半額以下で主要ポータブル電源に対応』
実機検証評価
4.6 / 5
ALLPOWERS SE200は200Wソーラーパネルで、2月の実測で最大186W・平均164Wを記録。セール時約2.2万円。大手純正の半額以下ながら、EcoFlow・BLUETTI・Dabbsson・Ankerなど20機種以上に接続可能。一体ラミネーション構造で折り目の故障リスクも低い。手持ちのポータブル電源に安く高性能なパネルを足したい人に向いている。
公式サイト
https://allpowers.jp/products/allpowers-se200
取扱説明書
ALLPOWERS
¥30,999 (2026/04/02 19:38時点 | Amazon調べ)

200Wソーラーパネル「ALLPOWRS SOLAX SE200」の実機レビューです。

満足度の高いパネルでした。2月の実測で最大186W、平均164Wという発電性能

200Wパネルとしてはトップクラスの数値が出ています。

ただ、発電性能だけなら他社にも優秀なパネルはあります。

ALLPOWRS SOLAX SE200の強みは、「対応製品の広さ」にあると感じました。

EcoFlow・BLUETTI・Dabbsson・Ankerなど、主要メーカーのポータブル電源にそのまま接続できます。対応製品は20機種以上。

大手メーカーの純正200Wパネルが4〜6万円台なのに対し、SE200はセール時で約2.2万円。同等の発電量を半額以下で手に入れられる選択肢です。

今回は、ALLPOWERS ポータブル電源 R1500 LITEと組み合わせて検証しました。

実測データ、構造面の進化、主要ポータブル電源との接続相性、他社パネルとの比較を順に見ていきます。

京寺美里(Kyodera miri)
京寺美里(Kyodera Miri)
この記事を書いた人
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  • 100台以上の実機検証経験
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SE200の発電量【2月実測データ】

2月の快晴下で4時間検証しました。最大186W・平均164Wという結果と、その集めた電力で家電をどれくらい動かせるかみていきましょう。

検証条件

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200実機レビュー

今回の発電テストは2月2日に実施。朝10時から14時までの4時間です。

気温は7度、風はなく、雲もほぼない快晴。2月としてはほぼ理想的なコンディションといえます。

1時間に1回、太陽の位置に合わせてパネルの角度を調整。常に光が正面から当たる状態を維持し、最大限の発電量を引き出す条件で計測しました。

接続したポータブル電源はALLPOWERS R1500 LITE。ソーラーパネル性能を正確に測定できる組み合わせです。

最大186W、平均164Wという結果

200Wパネルとしてはかなり優秀な成績でした。

最大発電量は186W。

瞬間的なピーク値ではなく、12時前後の好条件時にはこの数値が安定して出ていました。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200の発電量

4時間の平均は約164W。10時台から14時に近づくにつれて徐々に下がる傾向はあるものの、160Wを下回る時間帯はほとんどありません。

200Wのスペックに対して最大93%、平均82%という出力。

パネル自体の発電効率がかなり高いことが読み取れます。4月以降、太陽高度が上がればさらに数値は伸びるかもしれません。

ALLPOWERS SE200 ソーラーパネルの仕様

ピーク電力200W±5%
最大電圧 (Vmp)41.6V
最大電流(Imp)4.8A

ALLPOWERS ポータブル電源 R1500 LITEのPV入力は12〜95V・13A・最大650W。SE200であれば、直列・並列ともに2枚まで接続可能。

4時間で約656Wh:どんな家電をどれくらい使える?

平均164Wで4時間発電すると、回収できる電力量は約656Wh

この数値、ピンとこないかもしれません。身近な家電に換算してみます。

  • 冷蔵庫(平均65W):約10時間分
  • LED照明(10W):65時間分
  • スマホ充電(15W):約30回分
  • Wi-Fiルーター(15W):約43時間分

つまり、晴れた日に4時間パネルを出しておくだけで、冷蔵庫1日分に近い電力を回収できる計算です。

防災用途での具体的な電力計算には、32製品対応の診断ツールも用意しています。

使いたい家電を選ぶだけで、必要なスペックと対応製品が分かります。

もちろん、充電ロスやAC変換ロスがあるため、実際に使える電力は1〜2割ほど減ります。

電力ロスについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

外観と構造の特徴

SE200は一般的な折りたたみパネルとは構造が異なります。

耐久性と発電効率に直結するポイントを確認していきます。

4枚一体型という設計思想

SE200は4枚のパネルを横に並べた構成。一般的な折りたたみパネルとは根本的に異なります。

通常の折りたたみパネルは、折り目部分の配線が弱点です。

経年劣化や繰り返しの開閉で接触不良を起こしやすい。故障原因の多くがここに集中しています。

SE200は「一体ラミネーション構造」を採用。パネル間の電気的な接続部分を一体化しています。

折りたたみの利便性を維持しつつ、耐久性の弱点を構造ごと変えてきました。

実際に広げてみると、パネル面がとてもフラット。たわみがほとんどありません。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200

パネル面が均一になることで受光角度が安定し、発電効率の向上にもつながっています。

表面に布素材を使っていないのも特徴。

ETFEコーティングで、濡れても問題なく、IP68の防塵防水性能を備えています。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200の表面
パネル面のコーティングがしっかりしている

MC4コネクタ周りの改善と付属品

ジャンクションボックスから出ているMC4リード線が短く、コネクタの噛み合わせも固め。接続部がゆるみにくい設計です。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200のコネクタ部分
ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200のコネクタ部分

従来の折りたたみパネルは、このケーブルが長めに設計されていることが多い傾向にありました。

持ち運びのたびに引っ張られ、接触不良の原因になりやすい面があったのです。SE200ではここを極力短くし、固定も強化しています。

延長が必要な場合は、パネル側を長くするよりも、MC4→XT60側で延長するほうが取り回しやすいでしょう。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200の付属品

付属品はMC4→XT60変換ケーブル。

設置と持ち運び

スタンド部分は、約1/3がパネル本体に接着され、残り2/3を開いて角度をつける構造。

足自体に幅があり、頑丈に作られています。

足が短めなので角度調整の自由度は少し低め。ただ、その分だけ風への耐性は高く、安定感がある。

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200の背面

200Wクラスのパネルは受風面積が大きいので、この設計判断は理にかなっているのではないでしょうか。

設置にかかる時間は20〜30秒程度。パネルを広げて足を開くだけです。

本体重量は約7kg。収納バッグが付属しており、持ち運び時はバッグの取っ手を使います。

軽くはありませんが、200Wクラスの折りたたみパネルとしては許容範囲ですね。

どのポータブル電源と使える?主要メーカー別の接続相性

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200とR1500 Liteで発電

SE200は付属のMC4→XT60ケーブルで多くのポータブル電源に接続できます。

ただし、すべての製品に対応しているわけではありません。

接続可否に必要な知識に関しては以下の記事で解説しています。

SE200(Voc 48.96V / Imp 4.8A)に対応するポータブル電源を、メーカー別にまとめました。

PV入力の電圧範囲と電流上限も掲載しています。

2枚以上で使う場合は、電流上限にも注目してください。

EcoFlow:最も相性が良い

製品PV入力電圧PV入力電流最大PV入力SE200対応
RIVER 3 Plus11〜55V13A220W
DELTA 3 1000 Air12〜60V15A500W
DELTA 3 2000 Air1,000W◎(※)
DELTA 3 Ultra Plus11〜60V18A1,600W

DELTA 3 2000 Airは公式サイトに電圧・電流の個別記載なし。PV入力ポートはXT-60i × 2。

EcoFlowは電圧設計が高めの製品が多く、SE200との相性が最も良いメーカーです。

注目したいのは価格差。EcoFlow純正パネルは200Wクラスで4〜5万円台。

SE200はセール時で約2.2万円。半額以下で同等クラスの発電性能を得られます。

最近のEcoFlow純正パネルも、電圧を高めに設計して並列接続させる方向性になってます。

SE200の電圧特性(Vmp 41.6V)はこの思想と合致しており、受け入れやすい仕様といえるでしょう。

BLUETTI:ソーラー充電に元から強い

製品PV入力電圧PV入力電流最大PV入力SE200対応
AORA 100 V212〜60V10A1,000W
Pioneer Na21〜60V10A500W
AORA 20012〜60V20A1,000W
AORA 30012〜60V22A1,200W
APEX 30012〜60V20A1,200W

BLUETTIはソーラー充電に強い設計のメーカー。

PV入力電圧の上限が60Vに統一されており、SE200のVoc 48.96Vは余裕を持って収まります。

主流モデルはすべて対応と考えて問題ないでしょう。

2枚並列を検討する場合、注意点が1つ。AORA 100 V2とPioneer Naは電流上限が10Aです。

SE200の2枚並列時は9.6Aになるため、ギリギリの数値。AORA 200以上なら電流面でも十分な余裕があります。

Dabbsson:中型以上は対応OK

製品PV入力電圧PV入力電流最大PV入力SE200対応
1000L12〜60V21A600W
2000L12〜60V20A800W
3000L12〜60V25A1,200W
300E12〜30V6A120W電圧超過
600L12〜30V13A200W電圧超過

Dabbssonは1000L以上の中〜大容量モデルなら問題なし。

PV入力電圧の上限が60Vなので、SE200を余裕を持って受けられます。

一方、300Eと600Lは電圧上限が30V。SE200のVoc 48.96Vを超えてしまうため接続できません。

小容量モデルをお使いの方は、後述するALLPOWERS SE100(Vmp 20.8V)をご検討ください。

Anker——高圧レンジで対応

製品PV入力電圧PV入力電流最大PV入力SE200対応
Solix C1000 Gen211〜28V
28〜60V
8.2A
14.5A
600W◎(高圧レンジ)
Solix C2000 Gen211〜28V
28〜60V
8.2A
17A
800W◎(高圧レンジ)
Solix F300011〜60V
11〜165V
17A低圧800W
高圧1,600W

Ankerは2つの電圧レンジを持つモデルが多いのが特徴。

SE200のVmp 41.6Vは高圧レンジ(28〜60V)にぴったり収まります。

3製品とも対応可能です。

ALLPOWERS——R1500 LITEは検証済み

製品PV入力電圧PV入力電流最大PV入力SE200対応
R1500 LITE12〜95V13A650W◎ 実機検証済み
VOLIX P30011〜30V8A110W✗ 電圧超過

R1500 LITEは今回の検証で使用した組み合わせ。

PV入力が12〜95Vと幅広く、SE200の2枚直列(Vmp 83.2V)でも受けられる懐の深さがあります。

VOLIX P300は電圧上限が30Vのため、SE200は非対応。

実際に接続を試みたところ、エラーが表示されました。

VOLIX P300にはALLPOWERS SE100が適しています。

Jackeryユーザーへ

Jackeryのポータブル電源は、DC8020ポートを使っています。

Jackery ポータブル電源 1000 New
DC8020ポートが2つ

SE200のMC4ケーブルから接続するには、MC4→DC8020の変換ケーブル(約3,500円)が必要です。

物理的な接続は可能ですが、注意点があります。

Jackeryは他社製ソーラーパネルで故障した場合、保証の適用外になると明言している点です。

この記事では積極的に推奨する立場は取りません。

接続方法について詳しく知りたい方は、コメント欄からお寄せください。個別に調べてお答えします。

XT60とXT-60iの互換性について

2.XT60・XT60iコネクタとは
XT60コネクタ
2.XT60・XT60iコネクタとは
XT60iコネクタ

EcoFlowやAnkerのポータブル電源は、製品によって「XT-60i」ポートを採用。

SE200の付属ケーブルは通常の「XT60」ですが、物理的には互換性があり、問題なく差し込めます。

XT-60iは通信機能付きのコネクタ。

ただし、この機能は同一メーカーのパネルでないと動作しません。他社パネルを使った時点で通信機能は無効になります。

純正パネルなら発電状況の詳細表示やファームウェア連携が可能。

SE200ではその機能を手放す代わりに、半額以下で同等の発電量を得られる。通信機能と価格のトレードオフです。

発電量の確認は、ポータブル電源本体の画面に表示される入力ワット数で十分に把握できるでしょう。

ポータブル電源とソーラーパネルの性能を最大限に引き出したい場合は、純正品で固めることをおすすめします。

SE200が使えない製品をお持ちの方へ

SE200の電圧(Voc 48.96V)が高すぎて接続できないのは、いずれも小型のポータブル電源。

PV入力電圧の上限が28〜30Vに設定されており、200Wクラスのパネルを想定していない設計です。

該当するのはALLPOWERS VOLIX P300、Dabbsson 300E・600L、PECRON E300LFPの4機種。

小型ポータブル電源には、同じALLPOWERSのSE100(100Wパネル)が適しています。

項目SE200(200W)SE100(100W)
最大電圧(Vmp)41.6V20.8V
最大電流(Imp)4.8A4.8A
定価27,300円21,999円
セール価格約21,999円約13,650円

SE100のVmpは20.8V。PV入力電圧上限が30Vの製品でも余裕を持って収まります。

そもそも200Wパネルは、1,000Wh以上の中〜大容量ポータブル電源と組み合わせてこそ真価を発揮するもの。

小型機ユーザーが無理にSE200を選ぶ必要はありません。パネル出力に対して、ポータブル電源側の受け入れ能力が見合っていることが大切です。

他社200Wパネルとの比較【Jackery・BLUETTI・Dabbsson】

200Wクラスの折りたたみソーラーパネルは選択肢が増えてきました。

SE200と、これまでレビューしてきた3社の200Wパネルを比較します。

比較表

項目ALLPOWERS SE200Jackery 200WBLUETTI PV200Dabbsson 210W
構造4枚一体型折りたたみ折りたたみ折りたたみ(CFRP)
折り目の耐久性
重量7kg6.5kg8.1kg6.7kg
設置の平坦性
セール時価格帯約2.2万円約5.2万円前後約4.8万円前後約4.8万円

Jackeryとの比較

ブランド認知度が高く、セット購入で選ばれることが多い製品。裏面でも太陽光を受光できる両面受光タイプなので、設置角度を選ばず発電量を稼ぎやすい設計です。

その分、価格は高め。セール時でもSE200の倍近くになることがあります。両面受光が不要で、コストを抑えたい方にはSE200が向いているでしょう。折りたたみ構造の耐久性でも、SE200の一体型が優位といえます。

BLUETTIとの比較

ここで比較しているPV200はすでに型落ちモデル。BLUETTIはN型セルを採用した新製品を投入しており、今から選ぶならそちらが候補になります。

PV200との比較では、折りたたみ部分の強度が気になりました。開閉を繰り返すうちに接続が甘くなる懸念があります。

Dabbssonとの比較

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)採用で、品質だけならDabbssonが上。発電性能も10W程度上回ります。

ただし定価が6万円近く、SE200のセール価格と比べると倍以上の差。この価格差をどう見るかがポイントです。

大手純正パネルの代替として

4社を比較して見えてきたのは、SE200の「対応力 × 価格」のバランスです。

ここまで見てきたとおり、SE200はEcoFlow・BLUETTI・Dabbsson・Ankerの主要ポータブル電源にそのまま接続可能。

大手メーカーの純正200Wパネルは4〜6万円台が相場ですが、SE200はセール時で約2.2万円、定価でも27,300円。

性能差が2倍の価格に見合うかと問われると、発電量ベースではそこまでの差はないでしょう。

通信機能が不要なら、SE200はコストパフォーマンスで最も優れた選択肢といえます。

まとめ

ALLPOWERS 200W ソーラーパネルSE200

ALLPOWERS SE200は、200Wソーラーパネルの新しい基準になりうる製品だと感じました。

実測186W・平均164Wの発電性能、一体型構造の耐久性、主要4メーカー20機種以上への対応力。

セール時約2.2万円で、これだけ揃っているパネルは他にありません。

弱点は7kgの重量と、角度調整の自由度が低めなこと。XT-60i搭載のポータブル電源では通信機能が使えない点も把握しておきたいところです。ただ、いずれも致命的な欠点ではないでしょう。

他社のポータブル電源を持っているけど、純正パネルは高い」と感じている方には、SE200が一つの選択肢になります。

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