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2ヶ月間、BLUETTI AC70を生活の中で使い込んだ体験から、この実機レビューをお届けします。約10kgの軽量設計で持ち運び楽々、1000Wの出力でエアコンや電子レンジなど主要家電をカバー。この機動性と性能のバランスが際立っています。
突然の停電で真っ暗になった部屋。冷蔵庫の中身が気になり、スマホの電池も残りわずか。そんな災害時の不安を和らげてくれるのが、BLUETTI AC70ポータブル電源です。
AC70があれば、停電中でも冷蔵庫を4時間以上動かし続け、食品の傷みを防ぐことができます。炊飯器で炊いた温かいご飯も食べられるので、非常食のアルファ米に頼る必要もありません。
スマホは40回以上もフル充電可能。衛星インターネット「スターリンク」を使って、大切な人との連絡手段も確保できるでしょう。
さらに、LEDライトを24時間以上点けっぱなしにできるので、暗闇の不安も解消されます。
IHクッキングヒーターでお湯を沸かせば、ホットコーヒーやラーメン、お鍋などの温かい食事も楽しめます。AC70は、災害時の生活をより快適にする心強い味方となってくれるでしょう。

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【スペック早見表】実測値で見る[BLUETTI AC70]の実力
まずは、実際に計測した数値でBLUETTI AC70の性能を見ていきましょう。
以下の数値はすべて当ブログでの実測に基づいています。
基本性能
| 項目 | 値 | 備考 |
| 1Whあたりの単価 | 116.9円 | 平均127.2円:かなり割安 |
| 1Whあたりの重量 | 13.3g | 平均13.5g:平均的 |
| AC電力効率 | 1.07 | 平均0.99:若干効率悪い |
| iPhone 16充電回数 | 50回 | 容量の90%で計算 |
【家電使用実績】
| 家電製品 | 使用可否 | 使用条件・備考 |
| 電気毛布 | 可能 | 強(最大)設定で12時間使える |
| 冷蔵庫(175L) | 可能 | 18時間10分使えました |
| 電気ケトル | 限定的 | 電力リフト機能で使用可能 |
| ドライヤー | 限定的 | 通常モードで使用可能 |
| 電子レンジ | 限定的 | 600W出力設定ならば可能 |
| IHクッキングヒーター | 可能 | 最大出力で使える |
| エアコン | 可能 | 1〜2時間使える |
- :問題なく使用可能
- :条件付きで使用可能
- :不可
※注意事項
- 実際の使用時間は使用環境や機器の消費電力により変動します
- すべての数値は実測に基づいています
当ブログでは、20台以上のポータブル電源を実際に使用・検証しています。製品ごとの詳しい比較については「ポータブル電源総合比較表:価格、容量、出力など詳細スペック一覧」をご覧ください。
BLUETTI AC70の外観と機能の説明
BLUETTI AC70は、全体的に濃淡のグレーを基調とした高級感ある作りが特徴です。デザインはシックで、部屋の印象を崩すことなく、インテリアとしても違和感なく置けるでしょう。ただし、野外で使用する場合は少し地味な印象を与えるかもしれません。
正面:出力ポート・ディスプレイが集まっている

使用頻度の高いポートが正面に集約されているのは、使い勝手を考慮した設計といえます。横や裏側に配置されていると余分なスペースが必要になりますが、AC70はそのような心配がありません。
サイズ感については、10キロ以上あるため若干の重さを感じますが、女性でも十分に扱える範囲です。持ち手は本体に埋め込まれた形状で、本体自体が重いためバランスを取るのに少し慣れが必要かもしれません。しかし、強度は十分なので安心して使用できます。
この重さと大きさであれば、家の中での持ち運びや野外への持ち出し、車への積み込みなどが億劫にはならないでしょう。これ以上大きくなると面倒に感じる可能性があるので、持ち運んで使用するには、この程度が限度だと言えます。
ポートの配置と種類を見ていきましょう。左上から時計回りに説明します。
左上:ソーラー充電ポートとシガーソケットポート

左上には、ソーラー充電ポートとシガーソケットポートが縦に並んでいます。

シガーソケットポートは13.2Vでした。ポータブル冷蔵庫などDC駆動の家電を使うときに重要になります。
中央上:大型で高精細なディスプレイ(他社製品と比較しても視認性が非常に高い)

中央上部には大型のディスプレイがあります。画像を見ていただくとわかるように、発色がとてもクリアで、様々なメーカーと比べても視認性が非常に高いです。
また、DCとACの入力と出力が一目で確認できるのもポイント。これはBLUETTIの大きなメリットとなるでしょう。ほとんどのメーカーは、コンセントとUSBの出力が一緒になっていてわかりにくいです。
右側:ACコンセント2口(定格出力1000W、電力リフト機能で2000Wまで対応)

右側には、ACコンセントが縦に2口並んでいます。最大出力は1000ワットで、2口合わせて1000ワットです。電力リフト機能を使えば、2000ワットまでの家電が扱えます。
2口の間隔に余裕があるため、少し大きめのアダプターでも問題なく使用できます。電圧を測ってみると103ボルトで、適正な範囲内でした。

中央下部:主電源、AC電源、DC電源スイッチ

ディスプレイの下には、主電源とAC電源、DC電源のスイッチがあります。使用時は主電源を入れてから、ACかDCの電源を入れます。ACやDC電源を入れたままだとバッテリー容量が減っていくので注意が必要です。なお、アプリを使えば、使用していない場合に自動で電源が切れるように設定することもできます。
主電源の下にはDCの出力ポートがあります。左からUSB-Cポート(100ワット)、USB-Aポート(12ワット)が2口、そしてもう一つUSB-Cポート(100ワット)があります。
USB-C(100ワット)は合計2ポートとなります。ガジェットをよく使う方には便利に感じることでしょう。
LEDライト:本体には搭載されていないが、外付けLEDライトで代用可能

LEDライトは本体には付いていません。災害用や停電用に考えている方にとっては少しマイナス材料になるかもしれませんが、外付けのLEDライトなどを使うことで十分カバーできます。好みのデザインのLEDライトを使った方が、停電時には便利かもしれません。
右側面:AC入力ポート

側面を見ていきましょう。向かって右側面にはACの入力ポートがあります。コンセントから充電する際に使用します。

左側面:放熱用ファン

左側面にはファンが付いており、ここから内部の熱を外に放出します。
背面:製品情報とスペック、上部に持ち手

背面には製品情報が記載されています。簡単なスペック情報はここで確認できます。背面上部には持ち手もあります。

以上が、BLUETTI AC70の外観と機能の詳細な説明です。高級感のあるデザインと使いやすさを兼ね備えた、非常に実用的なポータブル電源だと言えるでしょう。
BLUETTI AC70のスペック
| 項目 | スペック | 解説 |
| 容量 | 768Wh | 蓄えられる電気の量。スマートフォンを約40回充電できる程度 |
| 最大出力 | 1000W(通常) 2000W(電力リフトモード) | 同時に使える電気製品の合計消費電力 |
| サイズ | 314×209.5×255.8mm | 2Lペットボトル4本分くらいの大きさ |
| 重量 | 10.2kg | 女性でも片手で持ち運び可能 |
| バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 | 長寿命で安全性の高い最新型バッテリー |
| 充放電サイクル | 3000回以上 | 毎日使っても8年以上使える計算に |
| 充電時間 | 45分で80%まで(最大900W充電時) | 業界最速レベルの急速充電対応 |
| 出力ポート | AC出力(100V)×2 USB-A×2 USB-C×2(100W) シガーソケット×1 | 家電からスマホまで幅広く使える |
| UPS機能 | 切り替え時間20ms | 停電時、ほぼ瞬時に電力供給を開始 |
| アプリ対応 | あり | スマホで電源の状態確認や設定変更が可能 |
| 保証期間 | 5年 | 長期間の安心使用をサポート |
| 取扱説明書 | BLUETTI AC70取扱説明書 | クリックするとPDFが開きます |
同梱品・取扱説明書
同梱品は以下の通り。
- 取扱説明書
- AC充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- シガーソケット充電ケーブル
充電ケーブルが全てセットになっているので、他メーカーに比べ良心的なパッケージです。



ソーラー充電ケーブルです。このケーブルはMC4コネクタとXT60コネクタ(黄色い部品)を備えています。使用方法は、MC4コネクタをソーラーパネルのMC4コネクタに、XT60コネクタをポータブル電源に接続します。

シガーソケット充電ケーブルの説明です。このケーブルはシガーソケットプラグとXT60コネクタ(黄色い部品)を備えています。
車内で走行充電するときに使います。
使用方法は、シガーソケットプラグを車のシガーソケットまたはアクセサリーソケットに、XT60コネクタをポータブル電源に接続します。
BLUETTI AC70 レビュー

この製品の優れた点は、初心者にも扱いやすい設計です。電力リフト機能が優秀で、充電時の静音性も特筆すべきでしょう。ディスプレイの見やすさも抜群で、機器の状態がひと目で分かります。多くの家電に対応しながらも、比較的軽量なのも魅力的です。
一方で、バッテリー容量に比べてやや大きめのサイズは気になる方がいらっしゃるかもしれません。
これからAC70を実際に使って、家電の運用やソーラー発電の性能をテストしていきます。どんな場面で活躍するのか、どういった用途に向いているのか、具体的な例を交えてお伝えします。
皆さまからの疑問や質問をお待ちしています。コメント欄でいただいたご質問には、追加検証を行ってお答えしますので、どうぞお気軽にお寄せください。
家電使用テスト:炊飯や湯沸かし
実際にどのような家電が使えるか検証しました。今までのところ、エアコン・ホットクック・電子レンジ・ドライヤー・IHクッキングヒーター・低出力の電気ケトルといった家電の動作確認ができています。
ヘルシオ ホットクック:炊飯から煮込み料理まで
停電時の食事準備に、BLUETTI AC70とシャープのヘルシオホットクックを組み合わせてみました。この組み合わせが思いのほか効果的だったのです。

ヘルシオホットクックは意外と省エネ。通常時は380Wほどですが、起動時には600W以上必要です。AC70は1000Wまで対応するので、余裕で使えます。

今回は道の駅で購入した新鮮なサツマイモを白米と一緒に炊き込んでみました。
- 炊飯時間:50分
- 消費電力:約150Wh
- AC70のバッテリー消費:86%から63%(23%減少)
この結果から、AC70をフル充電状態で使用すれば、約4回の炊飯が可能であることが分かりました。


炊き上がったご飯は、通常の炊飯器と遜色ない仕上がりで、サツマイモもしっかりと色づき、良い具合に炊けていました。
季節の旬の野菜を買って、その場で調理できるのがこの組み合わせの良いところですね。

一般の炊飯器は600W以上、IHはもっと電力を使います。ホットクックは省エネで多機能なので、1000W出力のポータブル電源と相性抜群です。
200Wのソーラーパネルなら、1時間で1回分の炊飯電力が得られます。実際、2時間の発電で300Whほど生み出し、炊飯できました。
テスト中、AC70はほぼ無音。発熱もなく、ファンも回りませんでした。
この組み合わせは停電時の強い味方です。温かいご飯は災害時の心の支えになります。ソーラーパネルを加えれば、長期停電でも食事が続けられそうです。
ポータブル電源、ソーラーパネル、ホットクック。この3点セットは災害に備えながら、日々の節約にも役立ちます。いざという時の安心と、普段の賢い暮らしを両立できる優れた組み合わせです。
エアコンが使えます:急な停電に対応

BLUETTI AC70とエアコンの運用テスト結果をご紹介します。
今回は、停電時にペットの快適環境を維持できるかを検証しました。シナリオとしては、「飼い主は仕事で外出し、ワンコなどのペットが留守番中に突然の停電が起きる」というもの。
検証条件
- 外気温: 32.8℃
- 天候: 薄曇り・若干蒸れている時間が多い
- 目標室温: 26℃程度(年老いたワンコのための快適環境)
- 部屋は既に冷えた状態(約26℃)で開始
使用したエアコンは、日立しろくまくん10畳用です。外気温32.8℃の中、室温26℃維持を目標に設定しました。既に冷えた部屋で、エアコンをドライモードで運転しました。
検証結果

- 継続時間: 1時間30分
- 使用バッテリー容量: 約690Wh(全容量768Whの約89%)
- 常時使用や長時間停電への対応には不十分


結果、1時間30分の連続使用が可能でした。バッテリー容量の89%を消費し、高い変換効率を示しました。これは短時間の停電には十分ですが、長時間には不向きです。
| リンクはレビュー記事 | 使えた時間 | 容量 | 実売価格 | 1Wh単価 | 製品をチェック |
| Jackery 1000 New | 約4時間 | 1,070Wh | 76,890円 | 71.9円 | 公式サイト| Amazon |
| Jackery 2000 New | 約8時間 | 2,042Wh | 131,890円 | 64.6円 | 公式サイト | Amazon |
| Jackery 3000 New | 約11時間 | 3,072Wh | 215,880円 | 70.3円 | 公式サイト | Amazon |
| BLUETTI AORA100 | 約4時間 | 1,152Wh | 66,800円 | 58.0円 | 公式サイト | Amazon |
| BLUETTI Elite 200 V2 | 約10.5時間 | 2,073Wh | 129,800円 | 62.6円 | 公式サイト | Amazon |
| ALLPOWERS R1500 | 約5時間 | 1,152Wh | 80,000円 | 69.4円 | 公式サイト | Amazon |
| Dabbsson DBS1000Pro | 約4時間 | 1,024Wh | 85,000円 | 83.0円 | 公式サイト | Amazon |
| Dabbsson DBS1400 Pro | 約5.5時間 | 1,382Wh | 94,300円 | 68.2円 | 公式サイト | Amazon |
| ALLPOWERS R3500 | 約9時間 | 3,168Wh | 200,000円 | 63.1円 | 公式サイト |
| EcoFlow DELTA 2 | 約3.5時間 | 1,042Wh | 57,200円 | 54.9円 | 公式サイト |
使い方の提案

AC70は日常的にコンセントとエアコンをつなぐ役割を果たします。突然の停電時には即座にバックアップ電源として機能するため、安心感が高まります。
留守中の停電対策としても有効です。特にペットや小さなお子様がいるご家庭では重宝するでしょう。検証結果によると、約1時間30分のエアコン使用が可能です。エアコン停止後も30分から1時間程度は室温が保たれます。
AC70の魅力は拡張性にもあります。拡張バッテリーを追加すれば、容量を最大で約3倍の2048Whまで増やせます。使用可能時間が大幅に延びるため、様々な状況に対応できます。
緊急時の電源確保に加え、段階的な投資が可能な点もメリットです。必要に応じて容量を増やせるため、長期的に見てもコスト効率が高いといえるでしょう。
充電方法は4通り

AC70を充電する方法は3通りあります。
- ACコンセント充電
- シガーソケットによる走行充電
- 走行充電器(BLUETTI Charger 1)による走行充電
- ソーラーパネル充電
「BLUETTI Charger 1」は、車のバッテリーに接続するタイプの走行充電器です。シガーソケットよりも充電スピードが早いのが特徴。
車中泊旅行する方や車での外回りの仕事が多い方には便利な充電器となりそうです。
それでは、ソーラーパネルによる充電を見ていきましょう。
純正ソーラーパネル BLUETTI PV200でソーラー発電

BLUETTI AC70とBLUETTI PV200ソーラーパネルの組み合わせを試してみましょう。
このセットの魅力は以下の点にあります。
- 簡単な設置と使用
- 効率的な充電性能
- 日常生活での電力削減に貢献
- 防災用途にも適している
- アプリによる使用状況の可視化
BLUETTI AC70とPV200ソーラーパネルは、日常生活と緊急時の両方で役立つ頼もしいパートナーとなりそうです。
他社製のソーラーパネルとの接続方法がわからない場合は、お気軽にコメント欄でお問い合わせください。その際、お使いの製品名を忘れずにお知らせいただけると幸いです。
接続方法

- AC70と純正ソーラーパネルPV200の接続にはMC4コネクターを使用
- AC70に同梱されているソーラー充電コネクターを利用
- ソーラー充電コネクターのXT60コネクターをポータブル電源のポートに接続
接続はMC4コネクターを使用し、同梱のソーラー充電コネクターを介して行います。パネルを広げてからわずか30秒で充電が始まる手軽さも魅力です。
充電性能

- 検証時間帯:午前10時30分〜午後12時30分
- 充電時間:2時間
- 初期バッテリー残量:52%
- 2時間後のバッテリー残量:86%
- 充電量:34%増加(約260Wh)
実際の充電性能はどうでしょうか。
2時間の充電で、バッテリー残量が52%から86%まで上昇しました。約260Whの充電量は、ホットクックでの炊飯1回分に相当します。晴れた日なら、1日の充電で基本的な電力需要をカバーできそうです。

アプリ機能も充実しています。発電量やCO2削減量が確認できます。

ソーラーパネルの接続は柔軟性があります。メーカーが異なっても、接続方式や電流・電圧が適合していれば問題ありません。
特にMC4コネクタ(太陽光発電用の標準的な接続部品)を採用したパネルなら、同梱されているMC4-XT60ケーブルで簡単に接続できます。これなら追加費用もかからず、手軽に設置できるでしょう。
BLUETTI AC70の拡張バッテリーシステム

BLUETTI AC70は、電力容量を簡単に増やせる便利なポータブル電源です。ケーブル一本で追加バッテリーを接続でき、必要に応じて電力を確保できます。
拡張バッテリーには2種類あります。
- B80 (806Wh):最大2台接続可能で、合計2388Whまで拡張できます。
- B230 (2048Wh):同じく2台まで接続でき、最大4864Whの大容量を実現します。
拡張バッテリーは単体でもスマートフォンの充電などに使えます。
拡張バッテリーシステムの主なメリット
- 使用可能時間の大幅延長
- 様々な状況への対応力向上
- 緊急時の電源確保
- 段階的な投資
- 長期的なコスト効率
このシステムで、ユーザーは自身の環境に最適な蓄電システムを構築できます。初期投資を抑えつつ、将来的な拡張も視野に入れた計画が立てやすくなります。
競合製品との比較 同価格帯の他社製品との性能比較
購入時は性能が近い製品と比べるでしょう。そこで、BLUETTI AC70を中心に据え、他の製品との違いを明確にすることで、読者の皆様が自身のニーズに最適な製品を選択する際の参考となることを目指します。
- BLUETTI AC70
- Jackery 600 Plus
- EcoFlow RIVER 2 Pro
- Anker Solix C800
| 製品名 | 容量 | 出力 | 拡張出力 | 重量 | 価格 |
| BLUETTI | 768Wh | 1,000W | 2,000W | 10.2kg | 89,800円 |
| Jackery | 632Wh | 800W | なし | 7.3kg | 86,000円 |
| EcoFlow | 768Wh | 800W | 1,000W | 7.8kg | 88,000円 |
| Anker | 768Wh | 1,200W | なし | 10.5kg | 99,990円 |
Jackery ポータブル電源 600 Plusとの比較
Jackery ポータブル電源 600 Plusは632Whと容量がやや小さく、定格出力も800Wと低めです。高性能なUPS機能やバッテリーコントロールの秀逸さなど性能面に優れています。
また、7.3kgという軽量さが魅力です。60分急速充電機能もあり、軽量でコンパクトな電源を求める方に適しています。
EcoFlow RIVER 2 Proとの比較
RIVER 2 Proは容量が同じ768Whですが、定格出力は800Wとやや低めです。ただし、X-Boost技術により一時的に1,000Wまで出力を上げられます。
7.8kgと軽量で、AC70より携帯性に優れています。軽量性を重視しつつ、一時的な高出力を必要とするユーザーに向いています。
Anker Solix C800との比較
Solix C800はAC70と同じ768Whの容量を持ちますが、定格出力が1200Wとより高めです。重量は10.5kgでAC70とほぼ同等。
高出力機器の使用頻度が高いユーザーや、家庭用バックアップ電源として使いたい方におすすめです。
BLUETTI製品との比較・ポジショニング

BLUETTI AC70の主な比較対象は、BLUETTI AC50BとBLUETTI AC180の2製品です。AC50Bについては実機を所有しているため、画像での比較も行います。BLUETTI AC70Pはバージョン違いのため、後ほど簡単に触れるにとどめます。
| 製品名 | 容量 | 出力 | 拡張出力 | 重量 | 価格 |
| AC70 | 768Wh | 1,000W | 2,000W | 10.2kg | 89,800円 |
| AC50B | 448Wh | 700W | 1,000W | 6.7kg | 59,800円 |
| AC180 | 1152Wh | 1800W | 2700W | 16.4kg | 139,800円 |
| AC70P | 864Wh | 1,000W | 2,000W | 10.2kg | 120,000円 |
BLUETTI AC70の実機を手に取りながら、近い性能を持つBLUETTI AC50Bと上位モデルのAC180との比較を行ってみました。まずは、AC50Bとの比較から始めましょう。
BLUETTI AC70とAC50Bの比較
AC70とAC50Bは一見似たような製品に見えますが、詳しく見ていくといくつかの重要な違いがあります。
最も顕著な違いは、AC出力の電力です。AC70は1000Wの出力を誇る一方、AC50Bは700Wにとどまります。この300Wの差は、特にエアコンの使用を考えている方にとっては大きな意味を持ちます。エアコンを使いたい場合、AC70の1000W出力は魅力的な選択肢となるでしょう。
しかし、AC50Bにも強みがあります。それは軽さです。AC70が約10kgあるのに対し、AC50Bは約7kgと3kg軽量です。この重量差は、頻繁に持ち運ぶ必要がある方にとっては無視できない要素となります。
使用可能な家電を見てみると、AC50Bでもドライヤーの通常運転やホットクック、IHクッキングヒーター、電気ケトルなどが使えます。また、両モデルとも電気毛布や扇風機といった季節家電の使用に問題ありません。さらに、両モデルともB1拡張バッテリーを接続できるので、容量を増やすことが可能です。
選び方としては、持ち運びが多く、エアコンなどの大型家電を使わない方はAC50Bで十分かもしれません。セール時の価格も約40,000円とお得です。一方、エアコンの使用を検討している方にはAC70がおすすめです。AC70のセール価格は約60,000円程度となっています。
BLUETTI AC70とAC180の比較
次に、AC70の上位クラスとなるAC180との比較を見てみましょう。AC180は容量が1152Whと、1000Whを超える大容量を誇ります。AC出力も1800Wと、一般家庭のコンセント(1500W)よりも大きくなっています。さらに、電力リフト機能を使えば2700Wまで拡張可能で、電子レンジとドライヤーの同時使用も可能になります。
ただし、AC180はその大容量ゆえに16.4kgとかなりの重量があります。これは女性にとってはやや重すぎるかもしれません。そのため、家庭内で頻繁に移動させるよりは、台所やリビングなど特定の場所に置いて使用するのが良いでしょう。
AC180の大きな利点は、ほぼすべての家庭用家電が使えることです。「これは使えるかな?」と考える必要がなく、安心して利用できます。また、1000Wh以上のバッテリー容量があるため、ガジェットの充電や小型家電の使用ではなかなかバッテリーが減りません。防災目的として考えると、このバッテリー容量の大きさは非常に重要なポイントとなります。
価格面では、AC180は定価が140,000円、セール価格で86,000円程度となり、AC70よりも高価です。
BLUETTI AC70とAC70P
最後に、AC70Pについて簡単に触れておきましょう。AC70Pは基本的にAC70と同じですが、カラーリングがブルーからオレンジに変更されています。性能も若干向上していますが、価格も上がってしまうため、一般的にはAC70を選ぶ方が良いでしょう。
総論
まとめると、なるべく軽くてある程度の家電が使いたい方はAC50B、エアコンまで使いたい方はAC70、そしてエアコンだけでなく電子レンジやあらゆる家電をしっかり使いたい方はAC180が適していると言えるでしょう。
用途や予算に応じて、最適なモデルを選んでいただければと思います。迷ってしまった場合は、コメント欄からお気軽にご相談ください。
まとめ:BLUETTI AC70は買いなのか?

BLUETTI AC70を1ヶ月間使用した経験から、その実力と使い勝手を総合的に評価できました。
約10kgという比較的軽量なボディは家庭内での移動使用に適しており、1000Wの出力でエアコンや電子レンジといった主要な家電をカバーできる点が魅力です。セール時には6万円台という価格も、性能を考えると非常に競争力があります。
バッテリー容量が足りないと感じた場合、拡張バッテリーで増設可能な点も大きなメリットです。さらに、電力リフト機能により最大2000Wまで出力を上げられるため、ほぼすべての家電に対応できる柔軟性を持っています。
BLUETTIの強みは、開発から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して自社で行っている点にあります。OEM製品が多い市場の中で、この一貫体制は品質と信頼性の高さにつながっています。日本市場での長年の実績も、ユーザーにとって安心材料となるでしょう。
日常的な使用シーンとしては、電気毛布やサーキュレーター、ホットクックなどの小型家電やスマートフォンの充電が主となります。災害時や停電時には、エアコンや冷蔵庫の運転も可能で、生活の質を維持するのに役立ちます。
ただし、電子レンジや電気ケトル、ドライヤーを頻繁に使用する方や、より大きな電力を必要とする場合は、上位モデルのAC180の検討をおすすめします。AC180は1800Wの出力と1152Whの大容量バッテリーを備えており、より幅広い用途に対応できます。
総合的に見て、BLUETTI AC70は一般家庭用のポータブル電源として非常にバランスの取れた製品だと言えるでしょう。災害対策としても、日常の電力節約用途としても、柔軟に活用できる点が大きな魅力です。
製品についてさらに詳しい情報や、特定の使用シーンでの性能検証が必要な場合は、コメント欄からお問い合わせください。実機を用いた追加検証も可能ですので、皆様の疑問解消にお役立てください。
開示条件
本記事で紹介する製品は、「株式会社ブルーティパワー」から貸与を受けたものです。本記事の作成にあたり、メーカーからの金銭的な対価は一切受けていません。本記事の内容は全てパワーバンクスの独自の視点で作成しており、メーカーや広告主による影響は一切ありません。詳しくは、当サイトのコンテンツポリシーをご覧ください。
