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結論:ポータブル電源は車の駐車監視を飛躍的に安定化させるが、季節ごとの温度対策が必須
ポータブル電源を使えば、車両バッテリー上がりを防ぎながら、ドライブレコーダーや車載カメラで長時間の駐車監視が可能です。
ただし、夏は高温、冬は低温がバッテリーの性能と安全性を左右します。
この記事では、季節ごとの運用ポイントを具体的な容量目安とともに解説します。
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1. なぜポータブル電源が駐車監視に有効なのか
車の駐車監視はエンジン停止中に行うため、通常は車両バッテリーに負担がかかります。
ポータブル電源を使うと、この負担をゼロにしながら監視を続けられます。
- 車両バッテリーと独立した電源系統で稼働
- エンジン停止中でも録画が途切れない
- パススルー充電対応なら、走行中に充電 → 停車中は給電
- リン酸鉄リチウム(LiFePO₄)搭載なら安全性が高く長寿命
2.Jackery ポータブル電源 240 Newとドライブレコーダーで何時間監視できるか

ここでは、実際の計測結果をもとに容量ごとに何日間監視できるかを解説します。
表の数値は、消費電力6〜9W程度のドライブレコーダーを想定し、バッテリー寿命を考慮して残量15〜85%の範囲で使った場合の目安です。
Jackery ポータブル電源 240 Newと「AUTO-VOX T9 Pro」で実際に計測しています。
| 容量(Wh) | 消費電力6〜9W機器 | バッテリー寿命配慮(15〜85%)使用時 |
| 240Wh | 約1〜1.5日 | 約35時間 |
| 500Wh | 約2〜3日 | 約70時間 |
| 1000Wh | 約5〜7日 | 約150時間 |
読み取り方のポイント
- 週1回程度しか車に乗らない場合は500Wh以上が安心
- 「約○日」は24時間連続稼働を基準に計算
- 容量が倍になると、監視時間もほぼ倍になる
3. 季節別 運用ポイント
駐車監視は一年を通して同じ条件ではありません。
気温が高い夏と低い冬では、バッテリーの性能と安全性に大きな差が出ます。ここでは、季節ごとの注意点と対策をまとめます。
【夏】高温対策が最優先
真夏の車内は直射日光下で60〜70℃に達することもあり、ほぼ全てのポータブル電源の安全動作温度(充電時0〜45℃、放電時-10〜45℃)を超えます。
この状態が続くとバッテリー劣化や故障の原因になるため、高温対策が必須です。
設置の工夫
- 助手席足元や後部座席床など日陰側へ置く
- サンシェードや断熱マットで温度上昇を抑制
高耐熱バッテリーの選択肢
ポータブル電源ではなく、モバイルバッテリーでの運用となります。
私の知る限り、放電時に50℃以上で使用できるポータブル電源は存在しません。
| 電池種別 | 製品型番 | 使用温度範囲 |
| ナトリウムイオン電池 | エレコム EC-C27L | 放電時:-35℃~+50℃ |
| 準固体電解質(リチウムイオン電池?) | HAMAKEN WORKS HW-SSPB100 | 放電時:-20°C~+80°C |
使用温度範囲はメーカーの公称値なので、過信せずに慎重に!
【冬】低温による容量減少と充電制限
氷点下ではリチウム系バッテリーのイオン移動が鈍化し、容量が1〜3割減少します。
また、多くのモデルで充電は0℃以上でないと受け付けません。
対策
- ヒーティングバッグで保温(駐車監視+災害時備蓄兼用)
- 保温ボックス+カイロで簡易対策
- 車内の外気に触れにくい位置(足元・座席下)に設置
【春・秋】温度リスクが低い省エネ運用期
気温が安定している季節は、容量の小さいモデルでも運用しやすくなります。
- 毎日乗る人:240〜300Whクラスで十分
- 週数回しか乗らない人:500Wh以上が安心
4. 長時間監視をさらに延長する方法
駐車監視時間は、電源補給方法を工夫することで大きく延ばせます。
- 走行充電
シガーソケットやオルタネーターから走行中に充電 - ソーラーパネル活用
車上や周囲に設置 → 停車中も充電可能、防犯+防災に有効
5. 接続方法(基本)
駐車監視用にポータブル電源を接続する流れは以下の通りです。
- ポータブル電源とドライブレコーダーをシガーソケットアダプターまたはUSBで接続
- 電源をON → 駐車監視モードを有効化
- ケーブルをまとめて安全確保
なぜ駐車監視が必要なのか:証拠としてのドライブレコーダー、増え続ける被害
次に、駐車中の車両監視の重要性と、ドライブレコーダーの役割について説明します。
最近の車両盗難事情:増加傾向と依然としてゼロにならない現実

2024年の自動車盗難の認知件数は 6,080件。
前年度の5,762件から318件上昇し、再び増加傾向に転じました1。
車を奪われるリスクは減少傾向にあるものの、「ゼロ」にはほど遠い現実がここにあります。
都道府県別の傾向とワースト車種

- 盗難が多い都道府県:千葉・愛知・埼玉・茨城・神奈川などが上位を占めています2。
- 車種別では、トヨタ「アルファード」の盗難件数が突出しており、2023年には約700台が被害に。前年の330台から倍増です。

これらの数字は、防犯意識を「対岸の火事」にしない方がいい理由を示しています。
ドラレコの役割:当て逃げ・証拠確保で防犯の第一線に
近年、事故やいたずらの際に ドライブレコーダー動画が決定的な証拠となる場面が増えています。
車両被害の中で「当て逃げ」などの故意の行為について、ドラレコがなければ相手を特定できず泣き寝入りになりかねません。
怒涛の数字が語る「見過ごせない現実」「見逃せない探索価値」
- 6,000件台に再浮上した車両盗難
- 都市部や人気車種への集中する狙い
- ドラレコという“静かなる味方”の存在
これらが示しているのは、防犯に対して「油断せず、備えるべき」強いメッセージです。
だからこそ──ポータブル電源による駐車監視が活きる
常時監視を可能にするポータブル電源は、盗難や当て逃げという現代において不可欠なセキュリティ対応手段となりえます。
ドライバー目線に立てば、「置いておけば安心」の存在が、予防線として機能するわけです。
まとめ:まとめ:四季対応で一年中安心の駐車監視を
- 夏は高温対策+高耐熱バッテリー
- 冬は保温対策+低温時充電の注意
- 春秋は容量や充電方法を見直し、省エネ運用
- ソーラーパネルや走行充電を組み合わせれば、週単位の監視も可能
四季に合わせた運用をすることで、愛車を一年中しっかり守ることができます。

京寺様
さっそく検証までしていただいて、ありがとうございます。今の時期でも、やはり直射日光で車内は熱くなるのですね。夏の検証結果も、お聞かせいただいて、ありがとうございます。すごく参考になります。時期を見て、直射日光を避けながら、うまく使用していこうと思います。(予算さえ許せばSY-001でなくiCELLを導入すればよかったんですけどね。)
とも様、お返事ありがとうございます!
夏までにはメーカーさんと情報共有して、もう少しいい記事にしますので、よかったら見に来てください!
今後ともよろしくお願い致します。
京寺様、ポータブル電源を用いての駐車監視の記事。大変興味深く読ませていただきました。私は元々MIGHTYCELLのEN12000にドラレコを1セットつないで常時監視の使用していたのですが、この度ドラレコを2セットつなぐように変更したところ、8時間に満たなくなったので、増設した1セットを別に購入したポータブル電源で賄うことにしました。夏の日中の駐車監視対応を考えて、少しでも信頼性が高い商品が良いと思い、パナソニックの日本製の電池を使用しているMIGHTY SY-001を選択しました。今の時期は、特に問題なく使用できているのですが、やはりこれから暖かくなっていくに連れて、酷暑での車内不在時の常時駐車監視に、セルの危険の不安が気になります。そういった夏の暑い日での検証等は、されていますでしょうか? また対策でいい方法などがあれば、ご紹介いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
とも様、コメントありがとうございます!
MIGHTYCELL EN12000をお使いとのこと、80℃まで対応と記載があり驚きました。
リン酸鉄リチウムイオン電池で、非常に良い製品ですね。
SYRIDE MIGHTY SY-001も追加されたのですね。
こちらはリチウムイオン電池ですので、可能な限り高温を避けるべき製品です。
とも様からコメントをいただいて以降、車内の直射日光が当たる場所にポータブル電源(SY-001を想定)を置き、本体温度を計測してみました。
2月下旬、気温15℃の環境下で、ポータブル電源の温度は最高30℃に達しました。この結果から推測すると、4月頃には車内放置が危険になる可能性があります。
昨年夏(6月から8月)にも検証を行いました。結果、日中はエアコンの効いていない車内にポータブル電源を置くのは不可、日陰に置いても40℃を超えました。
夜間に関しては、車を降りる際に車内の熱を逃がしておけば、気温以上に本体温度が上がることはありませんでした。
しかし、夜間でも30℃以上になることがあり、推奨できる環境ではありません。
ポータブル冷蔵庫に入れることも検討しましたが、結露が発生するため、現実的ではありませんでした。
現時点では、夏場の車内におけるポータブル電源の常時駐車監視について、有効な対策を見つけられていないのが正直なところです。
お役に立てずに申し訳ございません。
また、何かありましたら、お気軽にコメントをくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします。
詳しい回答ありがとうございました。インフルで御礼が遅くなりました。ドラレコの消費電力って大事なんですね。解像度ばかり気を取られますが。最近情報を見比べ始めたばかりで知らないことばかりです。美里さまはアウトドア女子?ポタ電とドラレコ、男性は取り上げてる人は多いけど。とても読みやすい文体なので、落ち着いたらすべてのページを読んで、また教えて頂けたら幸いです。
あなた様、お返事ありがとうございます!
体調はいかがですか?
お大事にしてくださいね!
子供の頃から父にキャンプへ無理やり連れて行かれていました 笑。
いつの間にか楽しくなり、学生時代は探検部に所属していました。
そういった意味では、アウトドア女子かもしれませんね。
ドライブレコーダーの記事は、読者の方からのリクエストで書いてみました。
車がいたずらされて困っている、といった内容でした。
また、何かありましたら、お気軽にコメントをくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします。
興味深く拝読しました。具体的データを見たのは初めてです。240whで1日半ということですが停車後常時録画いうことでしょうか?走行距離時間にもよりますが、タイムラプスだったら思いのほか電力消費するなと感じました。余り走る方ではなく、駐車監視が目的でケーブル接続せず、ドラレコからのシガープラグを停車後に車のシガーソケット→ポタ電のシガーソケットに挿し替え運用できないかと考えてました。10000~20000程度のモバイルバッテリーで代替してる記事がWEB上に散見し、90000(パススルー式リン酸鉄リチウム)あるから余裕だろうと思ってました。よろしければ常時録画によるものか否か、イグニッションオンオフによるドラレコの自動起動解除し手動操作できる場合も、USBケーブル接続必須なのか推奨なのかコメントくださるとありがたいです。
あなた様、コメントありがとうございます!
とても興味深いご指摘をいただき、私も改めて検証してみましたので、詳しくご説明させていただきますね。
まず、私の記事で触れた測定結果について説明させていただきます。
デジタルミラー型(フロント+リアカメラ)での測定値
240Whのポータブル電源で約1.5日の駐車監視が可能
デジタルミラー機能はONにしたままでの測定です(オフにすればさらに消費電力は下がる可能性があります)。
常時録画で車の50%程度の範囲を記録しました。
そして、ご質問をいただいてから、異なるタイプのドラレコでも検証してみました。
ANKER製のフロントカメラのみのドラレコで24時間計測
結果:240Whポータブル電源の35%(約85Wh)の消費
カメラの仕様によって消費電力に大きな差があることが分かりました。
これだと車の前面のみ記録できませんでした。
ご検討の運用方法(シガーソケットの付け替え)について
走行中は車のシガーソケットから給電
停車時はポータブル電源に付け替え
という方法は問題なく実施可能です。私も同様の運用をしています。
Web上で見かける10,000-20,000mAhでの運用例については、おそらく低消費電力のカメラを使用されているケースだと思われます。
NECESPOW N90というモバイルバッテリーでの運用情報をいくつか確認しました。
90,000mAhという大容量バッテリーをお持ちとのことですので、容量としては十分だと思いますが、実際の持続時間はお使いになるドラレコの仕様によって変わってきそうです。
また、何かありましたら、お気軽にコメントをください。
今後ともよろしくお願いいたします!