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「本当にEcoFlow RIVER 3は、買って後悔のないポータブル電源なのか?」
この疑問を抱いてここにたどり着いたのではないでしょうか。
ポータブル電源市場で注目を集めるRIVER 3。広告や一部のインフルエンサーの声は魅力的に聞こえますが、本当の実力はどうなのでしょうか?
結論から言いましょう。私は、「EcoFlow ポータブル電源 RIVER 3 + EcoFlow 45Wソーラーパネル」を購入したことにとても満足しています。コンパクトクラスではNo.1の評価をしています。
懸念材料があるとすれば、それはカスタマーサービスの質です。一定水準には達していますが、Jackeryなどに比べるとかなり劣ると感じています。購入後のアフターケアを重要視する方は考慮すべき点かもしれません。
このレビューでは、
- EcoFlow RIVER 3の実際の性能
- 前モデルRIVER 2との実機を使った比較
- 同価格帯・同性能の他社製品との比較
- 走行充電の安全性と充電スピード
- 驚異的な静音性の秘密(GaN窒化ガリウム技術)
- 電気毛布やポータブル冷蔵庫を何時間使えるか?
など、購入を考えている方が本当に知りたい情報を、客観的かつ公平な視点でお伝えします。
エコフロー社とは一切の利害関係がない一般ユーザーとして、良い点も改善点も包み隠さず述べていきます。
この製品は「80台検証して選んだおすすめ7選」に掲載中
【スペック早見表】実測値で見る[EcoFlow RIVER 3]の実力
まずは、実際に計測した数値でEcoFlow RIVER 3の性能を見ていきましょう。
以下の数値はすべて当ブログでの実測に基づいています。
【基本性能】
| 項目 | 値 | 備考 |
| 1Whあたりの単価 | 134.3円 | 平均127.2円:若干割高 |
| 1Whあたりの重量 | 15.2g | 平均13.5g:若干重い |
| AC電力効率 | 平均0.99:最も高性能 | |
| iPhone 16充電回数 | 15回 | 容量の90%で計算 |
【家電使用実績】
| 家電製品 | 使用可否 | 使用条件・備考 |
| 電気毛布 | 強(最大)設定で5.5時間使える | |
| 冷蔵庫(175L) | 5時間53分使えました | |
| 電気ケトル | X-Boostで、低出力製品なら可能 | |
| ドライヤー | X-Boostで、通常モードなら可能 | |
| 電子レンジ | 使えません | |
| IHクッキングヒーター | X-Boostで、5/10段階まで可能 | |
| エアコン | 使えません |
- :問題なく使用可能
- :条件付きで使用可能
- :不可
※注意事項
- 実際の使用時間は使用環境や機器の消費電力により変動します
- すべての数値は実測に基づいています
EcoFlow RIVER 3のスペック
| 項目 | スペック | 解説 |
| 型番 | EF-RV-H01-1 | |
| 容量 | 230Wh | 蓄えられる電気の量。スマートフォンを約10回充電できる程度 |
| 最大出力 | 300W(通常) 450W(X-Boostモード) | 同時に使える電気製品の合計消費電力 |
| サイズ | 255×211×113mm | 500mlペットボトル4本分くらいの大きさ |
| 重量 | 3.5kg | 女性でも軽々と持ち運び可能 |
| バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 | 長寿命で安全性の高い最新型バッテリー |
| 充放電サイクル | 3000回以上 | 毎日使っても10年以上使える計算に |
| 充電時間 | 45分で80%まで(最大320W充電時) | 業界最速レベルの急速充電対応 |
| 出力ポート | AC出力(100V)×2 USB-A×2 USB-C×1(100W) シガーソケット×1 | 家電からスマホまで幅広く使える |
| UPS機能 | 切り替え時間20ms | 停電時、ほぼ瞬時に電力供給を開始 |
| アプリ対応 | あり | スマホで電源の状態確認や設定変更が可能 |
| 保証期間 | 5年 | 長期間の安心使用をサポート |
同梱品・取扱説明書
- 取扱説明書
- AC充電ケーブル
- シガーソケット充電ケーブル

→ EcoFlow RIVER 3取扱説明書(クリックするとPDFが開きます)


注意点として、ソーラーパネル用の充電ケーブルは付属していません。
エコフローの折りたたみソーラーパネルには、RIVER 3と接続するためのケーブルが付属しています。しかし、フレキシブルタイプや固定型のソーラーパネルを使用する場合は、別途ケーブルを購入する必要があります。
→ 「XT60iソーラー充電ケーブル」を確認する(エコフロー公式サイト)
RIVER 3の外観と機能紹介


出力ポートは、全て前面に配置されています。

ACコンセントは2口あります。合計で300W出力。X-Boost機能で、450Wまでの家電を使えるように出来ます。家電側の電圧を下げて使うため、家電の性能をフルに使えるわけではありません。

液晶ディスプレイ:前モデルと同じ表示形式。他社製品と比べると表示項目がやや少なめですが、アプリの性能が業界トップクラスなので、詳細情報はアプリで確認することを想定しているのかもしれません。
ポート配置:USBポート2口、USB-Cポート1口(100W)
USBポートは、主電源を入れるとオンになります。

シガーソケットポート。ポータブル冷蔵庫などに使用します。使う際は、下にある「DC ON/OFF」ボタンの電源を入れます。


右側面:XT60iポート、AC充電ポート
本体への充電に関しては、右側面に集まっています。


持ち手:前モデル(RIVER 2)では出っ張っていて評判が悪かったため、今回は本体に収まる形状になり、すっきりとしています。この形状はBLUETTI社のポータブル電源に似ています。


向かって左側面にはファンがあります。普通に使っている分にはほぼ回りません。
本当に静か?充電時の騒音度を計測しました

EcoFlow RIVER 3とRIVER 2の充電時の騒音を実機で比較しました。静かな環境で使いたい方には特に参考になるはずです。
測定条件は以下の通り。
- 充電速度:両機種とも最高値
- 測定開始:充電15分後(ファンの音が安定)
- 測定位置:正面(日常使用に近い状態)
結果を見てみましょう。RIVER 3は30デシベル以下。これは図書館並みの静けさです。一方、RIVER 2は最大54デシベル、平均約50デシベル。一般的な事務所の騒音レベルに近いですね。
この差は日常使用に大きく影響します。例えば、寝室や集中したい作業環境では、RIVER 3の静音性が快適さを左右するでしょう。
静音性を重視するなら、RIVER 3がおすすめです。EcoFlowの技術進化がよく分かる結果となりました。
この比較の様子を動画にまとめましたので、ぜひご覧ください。実際の音の違いを聴いていただくことで、より具体的な印象をつかんでいただけると思います。
X-GANPOWERでエネルギー効率が高まっているのか?
RIVER 3は革新的なX-GANPOWERテクノロジーを採用しています。
メーカーによると、このテクノロジーにより従来のポータブル電源と比較して小型電化製品の稼働時間が大幅に延長されるとのことです。

窒化ガリウム(GaN)1の活用が、この性能向上の鍵とされています。GaNは効率的な急速充電を可能にし、発熱を抑え、安定性も向上させます。
従来のシリコン素材では電力変換時に5%のエネルギーが熱として失われていましたが、GaN技術の採用によりこの損失が0.75%まで削減されると言われています。
GaNテクノロジーの想定されるメリットは以下の通りです。
- 高速充電:高耐圧、低損失特性による急速充電の可能性
- 小型化:高周波スイッチングによる製品全体のコンパクト化
- 省エネ効果:エネルギー損失が従来のシリコンと比べ大幅に減少の可能性
- 高性能:高温耐性によるGaNの発熱抑制と冷却必要性の軽減
ちなみに、GaN(窒化ガリウム)技術は、ポータブル電源業界で広く採用されています。
エコフロー社だけでなく、アンカーやJackery(Jackery 1000 New)などの主要メーカーも既にこの技術を自社製品に取り入れています。
ポータブル冷蔵庫を使った電力効率の検証:RIVER 2との比較

これらの利点が実際に実現されているかを確認するため、RIVER 2との比較検証を行うことにしました。
実験設定


- 比較対象:EcoFlow RIVER3(230Wh)とRIVER2(256Wh)
- 使用するポータブル冷蔵庫:EENOUR D10
- 負荷:ポータブル冷蔵庫(29度からマイナス5度に冷却し維持)
- 実験時間:3時間
- 環境条件:室温26度
実験結果
以下の表が検証の結果です。
| RIVER 3のバッテリー残量 | RIVER 2のバッテリー残量 | |
| 開始時 | 80% | 80% |
| 1時間後 | 71% | 69% |
| 2時間後 | 66% | 61% |
| 3時間後 | 61% | 54% |
RIVER3はRIVER2と比べて約23.8%効率が良いことが判明。同じ仕事に対して、RIVER3の方が大幅に少ないエネルギーで動作しているのです。
| RIVER 3 | RIVER 2 | |
| バッテリー容量 | 230Wh | 256Wh |
| 3時間の使用電力 | 89.7Wh | 117.76Wh |
| 効率 | 基準値 | 23.8%劣る |
| Wh当たりの稼働時間 | 2.00 分/Wh | 1.53 分/Wh |
| 推定稼働時間 | 7時間41分 | 6時間31分 |
これらの数字を総合すると、RIVER3はRIVER2と比較して、全体的に20-30%程度の効率向上を達成していることがわかります。
この効率性の向上は、RIVER 3が採用しているX-GANPOWERがしっかり機能していることを示していると思います。
ポータブル電源選びでは、定格容量だけでなく実際の効率性も重要です。RIVER3は小さな容量ながら、驚くべき効率の良さを示しました。
電気毛布は5時間30分使えました

実際に電気毛布がどれくらい使えるのか徹底検証しました。その結果、驚くべき性能が明らかになりましたので、詳しくご紹介します。
上記の図は、計測した結果を散布図にしたものです。他にわかりやすいグラフがありましたら教えてください!
横軸が、1Whあたりの単価、縦軸が電力効率です。
左隅に近い方がコスパが良いと言えます。
順位としては、こんな感じでしょうか。
- EcoFlow RIVER 3
- Jackery ポータブル電源 1000 New
- EcoFlow RIVER 2
検証条件:リアルな使用環境を再現
まず、テストの条件をお伝えします。
- 気温:15度(秋の肌寒い夜を想定)
- 使用した電気毛布:広電製
- 温度設定:最高温度(一番暖かい設定)
この条件で、リバー 3を含む合計12製品のポータブル電源を検証しました。
最高温度設定でテストしたのは、製品の限界を見極めるためです。実際の使用では、もう少し低い温度設定で使うことが多いでしょう。
詳しい結果は「電気毛布×ポータブル電源:使用時間検証とトラブルQ&A」に掲載予定です。現在、コンテンツ作成中。
検証結果:リバー 3の実力
さて、肝心の結果です。リバー 3は、なんと5時間30分も電気毛布を動かし続けることができました。これは驚くべき結果で、12製品の中でトップの成績でした。
では、この結果は具体的に何を意味するのでしょうか?
- 優れた電力効率:リバー 3は100ワットアワーあたり約2時間30分使用できました。最も効率の悪い製品が100ワットアワーで1時間ちょっとしか使えなかったことを考えると、その差は歴然です。
- 実用的な使用時間:5時間30分というと、一晩中は持たないと思われるかもしれません。しかし、これは最高温度設定での結果です。中程度の温度設定なら、8時間から10時間は十分に使えると予想されます。
- 潜在能力の高さ:リバー 3のバッテリー容量は230ワットアワーですが、その実力は300ワットアワー程度の性能があると言えるでしょう。
リバー 3は走行充電に適した製品である

走行充電の特徴と使い方について解説します。
RIVER 3での走行充電は、DC入力値を3段階(4A、6A、8A)で調整できる点が魅力です。この機能があれば、車内で他の電気機器を使いながらも、安全に充電できます。
例えば、ポータブル冷蔵庫と同時にシガーソケットを使う場合、8A充電だと車の許容量を超えてしまいます。そんなときは入力値を下げれば問題ありません。
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、シガーソケット充電のスピードを調整できるメーカーはほとんどありません。
実際の充電の様子は動画でご覧いただけます。4Aでは約48W、6Aで71W、8Aで92Wの入力が確認できました。エンジンをかけると、最大値に達するまで5秒ほどかかります。


ただし、付属のシガーソケット充電ケーブルが80cmと短いのが難点です。別売りの「EcoFlow 車載シガーソケット充電ケーブル(1.5m)」を購入するか、XT60ケーブルで延長するなど工夫が必要かもしれません。
→ EcoFlow 車載シガーソケット充電ケーブルを確認する(エコフロー公式サイト)

バッテリーの寿命を考えると、バッテリー残量20%から80%の間で使うのがおすすめ。

バッテリー残量20%から80%だと、140Wh程度になります。
このバッテリー消費量であれば、最速で1時間半、4Aでも3時間程度で可能です。日常的な車内使用でも十分な回復が見込めそうですね。
RIVER 3の走行充電機能は、使い勝手が良く、実用性も高いと感じました。車での使用が多い方にとっては、特に魅力的な機能といえるでしょう。
EcoFlow RIVER 3とRIVER 2の比較

後ほど記載します。
全くの別物。今から買うなら断然リバー 3。



EcoFlow RIVER 3とライバル製品の比較

結論:ACコンセントの高出力を求めるなら BLUETTI AC2A が適しています。一方、優れたカスタマーサポートと高い製品完成度を重視する場合は Jackery ポータブル電源 300 Plus がおすすめです。
静かな運転音やコンパクトな設計、そして多機能なアプリ制御を求める方には EcoFlow RIVER 3 が最適でしょう。
EcoFlow RIVER 3と同等の容量・出力を持つ競合製品として、Jackery ポータブル電源 300 PlusとBLUETTI ポータブル電源 AC2Aが挙げられます。それぞれの特徴を見てみましょう。
これらの製品は全て実際に購入し、使用しています。その体験を基に比較を行いたいと思います。
EcoFlow RIVER 3とライバル製品の比較表
| 製品名 | 価格 | 容量 | 定格出力 | 拡張出力 | 重量 | 1Whあたりの単価 | カスタマーサービスの質 |
| RIVER3 | 30,900円 | 230Wh | 300W | 450W | 3.5kg | 134.3円 | 3位 |
| Jackery 300 Plus | 39,800円 | 288Wh | 300W | なし | 3.75kg | 138.2円 | 1位 |
| BLUETTI AC2A | 29,800円 | 204Wh | 300W | 600W | 3.6kg | 146.0円 | 2位 |
まず、全体的な印象をお伝えすると、どの製品も優れた性能を持っています。どれを購入しても後悔はないと思います。使用目的に合わせて選んでくださいね。
BLUETTI AC2A
ACコンセントの高出力が必要な場合、BLUETTI AC2Aがおすすめです。最大600Wまでの家電が使える電力リフト機能を備え、車中泊や災害時に電気ケトルなどが使えるのが魅力です。さらに、ソーラー充電ケーブルが付属するので出費が抑えられます。
Jackery ポータブル電源 300 Plus

一方、カスタマーサービスの質や製品の完成度を重視するなら、Jackery ポータブル電源 300 Plusが選択肢になります。USB-Cポートからの充電が可能で、AC充電ケーブルが不要な点も便利です。
走行充電時にカーチャージャーから充電できたり、地味に便利な機能。エコフローのカスタマーサービスに懸念があるならば、Jackeryがおすすめです。
静音性やコンパクトさ、そしてアプリ制御の多彩さを求めるなら、RIVER 3が適しています。
コンセントやソーラーパネルの充電量、スケジュールのコントロール、さらにシガーソケット充電時のDC入力値変更など、細かな制御が可能。また、充電時や使用中の静かさも特筆すべき特徴です。
結論:コンパクトクラスでNo.1製品

エコフロー ポータブル電源 リバー3を購入して、私は心からその選択に満足しています。
懸念材料があるとすれば、それはカスタマーサービスの質です。一定水準には達していますが、Jackeryなどに比べるとかなり劣ると感じています。購入後のアフターケアを重要視する方は考慮すべき点かもしれません。
2年以上愛用してきたエコフロー リバー 2と比べると、その進化は目を見張るものがあります。最も印象的なのは、驚くほどの静音性です。寝室やオフィスでの使用も快適になり、UPS(無停電電源装置)としても申し分ありません。
電源効率の大幅な改善も見逃せません。同じバッテリー容量でもAC出力が1.5倍から2倍ほど長持ちし、停電時や電気代の節約に大きく貢献します。インバーターの性能とファンの効率が他社製品を凌駕している点は、特筆に値します。
デザインも洗練されています。ブラックを基調としたシックな外観は、インテリアに溶け込みつつ存在感も抜群。高さを抑えたシャープなフォルムで、狭いスペースにも置きやすくなりました。
総合的に見て、エコフロー リバー3は性能、静音性、効率、デザインのすべてで他社製品を上回る、優れたポータブル電源だと確信しています。
コンパクトクラスのポータブル電源を探している方にとって、現時点でEcoFlow RIVER 3が最高の選択肢です。災害や停電に備えるなら、ソーラーパネルとセットで購入することをお勧めします。

River2ではAC充電時やAC出力時にジーという音がしますが、こちらはどうでしょうか?
とたけけ様、コメントありがとうございます!
RIVER 2は非常にうるさいですよね。
EcoFlow RIVER 3はかなり改善されています。充電時もAC使用時もほぼ無音です。
IHクッキングヒーターなどを無理やり使うとファンが回りますが、RIVER 2のような耳障りな音ではありません。
こちらの記事の「本当に静か?充電時の騒音度を計測しました」に騒音を比較した動画を掲載しています。
よろしければ参考にしてください。
また、何かありましたら、お気軽にコメントをください。
今後ともよろしくお願いいたします!