広告・編集方針について
開示条件:記事作成にあたりメーカーから金銭的な対価は一切受けていません。コンテンツ内容にメーカーや広告主による影響はありません。記事内に広告が含まれています。
「ティファールなどの電気ケトルを使えるポータブル電源はありますか?」という質問をよくいただきます。そこで今回は詳しく解説します。
「車の中でどうやってお湯を沸かそう?」
車中泊では特に気になるポイントです。ほかにもキャンプや普段使い、停電時など、コンセントがない場面で電気ケトルを使いたい場面は多いですね。
私は外回りの仕事中、休憩時間に低出力の電気ケトルとPecron E300LFP ポータブル電源でお湯を沸かし、コーヒーを淹れています。
出費を抑えつつ、自分好みのコーヒーを味わえるので便利ですよ。

カップ麺を作るとき、冬の湯たんぽ、赤ちゃんのミルク用のお湯づくり…
実はお湯が必要になる場面はかなり多いものです。
とくに停電時はガスも電気も使えず、不安を感じやすいですよね。そんな時に「電気ケトルが使えるポータブル電源」があれば安心です。
この記事では、ポータブル電源を活用してお湯を沸かす4つの方法を紹介します。
- 一般的な電気ケトルを1500W以上のポータブル電源で使う
- 1000W以下の電気ケトルを1000Wのポータブル電源で使う
- 電気ケトルの電圧を下げて使う(時間がかかる)
- 車載用電気ケトルを安価な電源で使う(かなり時間がかかる)
【結論】手軽さ・実用性・コストのバランスでおすすめなのは「消費電力の低い電気ケトル × ポータブル電源」の組み合わせです。

よくある質問|ケトル×ポータブル電源「どれが使える?」「おすすめ製品は?」
- Qティファールの電気ケトルが使えるポータブル電源はありますか?
- A
はい、定格出力1,500W以上のポータブル電源を選べば使えます!
- Q1,000W以下で使えるおすすめの電気ケトルは?
- A
次の2製品がおすすめです。
→ 詳しくはこちらのセクションで解説しています。
- Q湯沸かし方法ごとの消費電力は?
- A
200mlのお湯を沸かす場合の比較です。
使用機器 時間 消費電力量 必要出力 ポータブル電源価格帯 車載電気ケトル 約20分 26Wh 約100W 1万円台〜 低出力ケトル 約3.5分 21Wh 約500W 2万円台〜 家庭用ケトル 約1.5分 37Wh 約1,500W 6万円台〜
家庭用ケトルを使うなら?出力1,500W以上の電源を選ぼう
家庭用の電気ケトルは、消費電力がおおむね 1,200〜1,300W。そのため使うには1,300W以上の出力を持つポータブル電源が必要になります。
さらに注意したいのが「起動電力」です。
電気製品の多くは、スイッチを入れた瞬間に定格以上の電力を一時的に必要とします。これを「突入電流(起動電力)」と呼びます。安定して使うためには、このピークもカバーできる余裕が求められるんですね。
したがって、電気ケトルを安心して使うなら 1,500W以上の出力を持つポータブル電源を推奨 します。
参考までに、人気の電気ケトル3モデルで「500mlを沸かす時間」と「消費電力量」をまとめると次のとおりです。
安心して使えるポータブル電源の選び方

2025年現在、出力1,500W以上のモデルも7万円台から購入できる時代になりました。
とはいえ、価格だけで選ぶのは危険です。
チェックすべきポイントは次の5つ。
- 出力1,500W以上・容量1,000Wh前後あると安心
- メーカーの信頼性(サポート体制・長期供給)
- 故障時の対応(カスタマーサービスの質)
- 高温・低温への耐性(環境を問わず使えるか)
- バッテリーの安全性・変換効率
これらを満たす製品をまとめた特集ページはこちら。
▶︎ 【80台検証】ポータブル電源は買うべき? 必要性と後悔しない選び方、おすすめまで解説
信頼性・安全性・価格のバランスに優れたモデルを厳選して紹介しています。
実際にケトル用途でも安心して使える具体例としては、
- BLUETTI Elite 200 V2(セール時11万円前後):バッテリー性能・安全性・耐久性すべてが高水準で、総合的にもっともおすすめ
- Jackery 1000 New(セール時7.6万円前後):コストを抑えつつ1,500W出力を確保できるモデル
おまけ:予算をおさえてポータブル電源でケトルを使うなら、EcoFlow DELTA 2の整備済製品がおすすめです。中古ですが、専門スタッフによる点検済みで、6ヶ月保証つき。タイミング次第で定価の70%オフ(4万円台)になることもあります。
出力1,000W以下のケトルなら、使える電源がぐっと広がる

1,000W以下で使える電気ケトルは非常に少ないですが、その分ポータブル電源の選択肢が広がり、6万円以下の予算で収まるのが魅力です。
2025年現在、確認できるおすすめモデルは以下の2つ。
- タイガー 蒸気レス 電気ケトル PCJ-H081(定格消費電力:600W)
- Focustar 電気ケトル ポータブル 0.8L(定格消費電力:450W)
どちらもポータブル電源との相性がよく、過度な突入電力(急な出力負荷)も見られません。
タイガー 蒸気レス 電気ケトル PCJ-H081(定格消費電力:600W)
タイガー PCJ-H081は蒸気レス仕様で安全性が高く、メーカーにも「1,000W以下で使用できる」と確認済みです。

「電気ポット製品は定格消費電力700Wの製品が中心になり、さらに”VE”と名のつく製品であれば、電気ポットでも湯沸かし後、まほうびん保温が可能です」
というアドバイスをいただきました。電気ポットを電気ケトル代わりに使うことができるのですね。
→ タイガー魔法瓶 VEシリーズをAmazonでチェックする
Focustar 電気ケトル ポータブル 0.8L(定格消費電力:450W)

Focustar 0.8L は高さ18.5cm・重量600gとコンパクト。
200mlを3分34秒で沸かし、消費電力量は21Wh。
ティファールの家庭用(1200W・1分39秒)に比べると2倍かかりますが、省電力でバッテリーを長持ちさせられる利点があります。
200mlのお湯を沸かすのにかかった時間
| 電気ケトル | 200mlのお湯を沸かす時間 |
| 1200Wの家庭用ティファール | 1分39秒 |
| 450WのFocustar 電気ケトル | 3分34秒 |

ALLPOWERS R600(出力600W)でも問題なく動作確認でき、突入電力もありません。持ち運びやすさと安心感を両立したモデルです。
ALLPOWERS R600でFocustar 電気ケトルを使っている動画を作成しました。
しっかりお湯が沸いている部分も撮影していますので、よかったら参考にしてください。
「Focustar 電気ケトル ポータブル 0.8L」のデメリット

レビューで「製品はいいけど、電源コードが短い」というものが複数ありました。
コードの長さは60cmです。巻き取り式になっていて、この点は便利。
個人的には、長さが足りないとは感じませんでしたが、使う場所によっては延長コードがあるといいでしょう。


裏面をくるくる回して、電源コードを巻き取ります。
この形式が好みでない方には、電源コードが取り外せるタイプもあります。
電気ケトルの電圧を下げて使う(電力リフト機能)
ポータブル電源の中には「電力リフト機能(X-Boostなど)」が搭載されているものがあります。
これは供給電力を抑えて本来は使えない高消費電力家電を動かす仕組みです。ただし性能が下がるため、通常よりも沸騰までの時間は長くなります。
今回検証した EcoFlow RIVER 3 は、定格出力600Wながら電力リフト機能を使うと消費電力1,000W前後の家電も動作可能。
実際に450Wクラスの電気ケトルで200mlを沸かしたところ、約8分かかりました。家庭用ケトル(1200W前後)なら1分半ほどで沸くので、およそ5倍の時間です。
それでも「小型・軽量なポータブル電源でケトルが使える」のは大きなメリット。
災害時や旅行で荷物を減らしたいとき、出力が足りないから諦めていた電気ケトルを動かせるのは安心材料になります。
車載用電気ケトルを安価なポータブル電源で使う
ポータブル電源のシガーソケット出力(DC 12V)を利用すると、車載用の電気ケトルを動かせます。
この方法はAC変換を介さないため電力効率が良く、省電力でお湯を沸かせるのが特徴です。
ただしシガーソケットの出力は120W前後と小さいため、沸騰までに20分以上かかるのがデメリット。
実際に200mlのお湯を沸かすと以下の結果でした。
| 製品 | かかった時間 | 消費電力 |
| 電気ケトル(1200W) | 1分41秒 | 37.7Wh |
| 車載電気ケトル(90W) | 20分27秒 | 26.9Wh |
時間はかかりますが、長距離運転の休憩時や昼食準備に合わせてお湯を沸かす、といった使い方なら実用的です。
おすすめ製品は以下の2つ。
どちらもシガーソケットから直接使えるタイプで、消費電力は80〜120W。
小型ポータブル電源でも十分動かせるため、予算を抑えて「最低限お湯が沸けばいい」という用途に最適です。
災害時にも「お湯があるだけで安心感が変わる」ので、備えとして持っておくのもおすすめします。

