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実測データサマリー
| 検証項目 | 実測値 | 条件 |
| エアコン稼働 | 5.5時間 | 日立 白くまくん 800W、外気温27℃→22℃ |
| 電気毛布 | 33時間 | 広電 80W、最大温度50℃設定 |
| ソーラー発電 | 270Wh/4時間 | SolarSaga 100 Prime、10月下旬・薄曇り |
| AC充電 | 102分でフル | 急速充電モード |
測定条件
- 測定機器:ワットチェッカー
- 実施時期:2024年10月〜11月
注目ポイント
エアコン5.5時間は、夏の停電対策として十分な実力です。電気毛布33時間なら、3泊分のキャンプにも対応できます。
外観とサイズ感:インテリアに馴染むシックな佇まい

実機を前にして、まず印象的なのはデザインの統一感でした。
おなじみのグレー×カリフォルニアオレンジのツートンカラー。
ただ、正面はグレーが主役なので、リビングに置いても圧迫感がありません。インテリアの邪魔をしない、シックな佇まいに仕上がっています。

質感も良好です。他社製品にありがちな「プラスチッキー」な印象はまったくありませんでした。
がっしりとした高級感のある筐体で、見た目以上の安心感があります。
2Lペットボトルとのサイズ比較

2Lペットボトルと並べてみました。
高さはペットボトルより少し高いくらい。2000Whクラスとしては、かなりコンパクトにまとまっています。
1000 Newとの比較:CTB構造の恩恵

1000 Newと並べてみると、面白い発見がありました。
容量は約2倍なのに、サイズは思ったほど大きくありません。
CTB構造(セル・トゥ・ボディ)による省スペース設計の成果でしょう。バッテリーセルを筐体と一体化させることで、無駄なスペースを削減しています。
大容量なのに置き場所に困らない。これも2000 Newの魅力のひとつではないでしょうか。
正面パネル:実用性重視の分かりやすいレイアウト

正面パネルには、必要な機能がすべて集約されています。
左上にシガーソケット(カバーレス)、中央に電源ボタンとディスプレイ、右上に3段階切替のLEDライト。
下部にはACコンセント×3、USB-C×2(100W/30W)、USB-A×1が並んでいます。
ポートの配置や操作系統が前面に集中しているので、初めての方でも直感的に使いこなせるのではないでしょうか。
ディスプレイ:野外でも見やすい

ディスプレイは野外でもクリアに見えます。
表示はシンプルで、アプリを使えば詳細な情報管理も可能です。
就寝時は自動消灯できるので、寝室に置いても眩しさを気にする必要はありません。

ACコンセント:間隔は狭め、でも横並びで干渉しにくい

ACコンセントは3口で、合計2200W出力に対応しています。
正直なところ、コンセント間隔は狭めです。大きめのACアダプターを使う場合は注意が必要かもしれません。
ただ、他社製品によく見られる縦並びではなく横並びを採用しています。
アダプター同士の干渉は起こりにくい設計です。実際に使ってみると、思ったほど困る場面はありませんでした。
USBポート:3つは少なめ、でも拡張は可能

USBポートは3つ。USB-C(100W)、USB-C(30W)、USB-A(18W)という構成です。
率直に言うと、少し物足りなく感じました。スマホ、タブレット、ワイヤレスイヤホン…と充電したいデバイスは増える一方ですからね。
ただ、シガーソケットにカーチャージャーを追加すれば拡張できます。実用面では問題なさそうです。
背面・側面:充電ポートとファン配置

右側面には、AC充電ポートとDCポート(ソーラー/シガーソケット充電用)が2基並んでいます。

同じ仕様のソーラーパネルなら2枚同時接続が可能です。
最大400Wのソーラー入力に対応しているので、200Wパネル×2枚という構成がベストマッチといえます。

左側面には大型の冷却ファンを配置しています。
ただ、実際に使ってみると、ファンが稼働する場面はほとんどありませんでした。
エアコン稼働中も本体の発熱は少なく、ファンは静か。通常のコンセントと変わらない感覚で使えます。
設置性:壁際にぴったり置ける
コネクタ類と吸排気口は、すべて正面と側面に集中しています。
背面には何もありません。壁際にぴったり付けて置けるので、リビングの隅でも邪魔になりにくい設計です。
持ち運び:17.9kg、女性は両手持ち推奨

本体上部には一体型ハンドルが付いています。
グリップ部分にゴムクッションがあるので、短距離の持ち運びなら手が痛くなる心配はありません。
ハンドルは本体にすっきり収納できます。保管時のスペース効率を考えた、嬉しい配慮ですね。
女性でも運べるか?
17.9kgという重量は、正直なところ軽くはありません。
男性であれば片手でも問題ない重さです。女性の私(身長171cm)でも、短距離なら運べました。車までの20mくらいなら、何とかなります。
ただし、長距離を運ぶのはかなり大変です。キャンプ場で駐車場が離れている場合は、キャリーがあった方が安心でしょう。
力に自信がない方には、移動が億劫に感じるかもしれません。
推奨する使い方
据え置きメインで、たまに車に積む、家の中を移動する程度。そんな用途に向いています。
頻繁に持ち運ぶ用途には不向きです。キャンプで持ち運びが多い場合は、より軽い1000Whクラスを検討するか、キャリーを用意することをおすすめします。
エアコン検証:バッテリー50%で約5.5時間稼働

エアコンが何時間使えるか、実際に検証してみました。
使ったのは日立の白くまくん(定格消費電力800W程度)。外気温27℃の部屋を22℃まで冷やしてみることに。
結果は想像以上の余裕
バッテリー残量80%からスタートして、5時間半も連続運転できました。
残量は30%まで減りましたが、室温が安定してからの消費電力は定格の30%程度。これなら夏の夜も安心して眠れそうです。
気になる起動時の突入電流も、4400Wのサージ対応で難なくクリア。
本体の発熱もほとんどなく、ファンも静かでした。まるで通常のコンセントと変わらない使い心地です。
日常使いの発見:ブレーカー対策にも

使っていて気づいた、意外な活用法があります。
電子レンジや電気ケトルを使いながらエアコンも動かしたい。でもブレーカーが心配…。そんな時、エアコンだけポータブル電源につなげば解決です。
料理中でも快適な室温をキープできる。日常のちょっとした不便を解消してくれます。
UPS機能でペットのお留守番対策
特に気に入っているのは、留守中の突然の停電対策です。
停電のたびにペットが心配になっていました。真夏にエアコンが止まったら…と考えると、外出するのも不安ですよね。
エアコンとコンセントの間にポータブル電源を挟んでおけば、停電時も5時間以上は冷房が効いたまま。
UPS機能により、停電になっても自動でポータブル電源からエアコンに電気が送られます。
大切な家族を守れる安心感は、何物にも代えがたいものがあります。
普段使いの節電から、ブレーカー対策、さらには非常時のバックアップまで。最近の異常な暑さを考えると、エアコン用の電源確保は本当に大切ではないでしょうか。
充電方法:4つの選択肢
Jackery 2000 Newは、4種類の充電方法に対応しています。
- AC充電(コンセント):急速充電で102分、通常充電で約2時間
- ソーラー充電:最大400W入力、200Wパネル×2枚まで接続可能
- 走行充電器:最大600W、移動中に効率よく充電
- シガーソケット:120W、緊急時のバックアップに
複数の充電方法を組み合わせることも可能です。ACとソーラーを同時に使えば、より効率的な充電が実現します。
この場合はソーラー充電が優先されるので、晴れた日の昼間は自然エネルギーをメインに活用できます。
ソーラー充電の実測:100Wパネルで4時間270Wh

手持ちのSolarSaga 100 Primeで、実際にソーラー充電を検証してみました。
10月下旬、薄曇りの条件下で10時から14時まで発電テスト。平均発電量は85W程度、4時間で270Whの蓄電ができました。
2000Whのバッテリー容量からすると15%程度。一見少なく感じるかもしれません。
でも、この270Whがあれば何ができるか考えてみてください。
ホットクックでご飯2合を炊いて、さらにスープを作っても余裕があります。災害時に温かい食事ができるというのは、精神的な支えにもなるのではないでしょうか。
本格運用なら200Wパネル×2枚を
2042Whという大容量バッテリーを効率よく充電するなら、やはり200Wクラスのパネルがベストマッチです。
設置スペースや日当たりの条件が許すなら、200Wパネルを2枚使って400W構成にすれば、かなり実用的なソーラーシステムが組めます。
天気の良い日なら、約6時間でフル充電が可能です。
SolarSaga 100 Primeでこの性能なので、200Wパネルならもっと期待できそうです。
走行充電器という選択肢
車での移動が多い方には、走行充電器もおすすめです。
Jackeryの走行充電器なら最大600Wで充電可能。長距離ドライブ中に充電しておけば、到着時にはバッテリーが満タン…という使い方ができます。
電気毛布:33時間連続稼働、3泊分の実力
寒い季節の停電に備えて、電気毛布でも検証してみました。
広電の掛け敷き兼用タイプ(消費電力80W)を最大温度50℃で使用。結果は約33時間の連続稼働でした。
一晩中つけっぱなしにしても、3泊以上は余裕で使える計算です。
冬のキャンプなら、夜は電気毛布、朝晩は電気ケトル、スマホ充電…という使い方でも、まだまだ余裕があります。

電力効率は平均より少し上でした。
よくある不安への回答
「17.9kgは重すぎない?」
正直、軽くはありません。
ただ、女性の私でも短距離なら運べました。据え置きメインで使うなら、重さはそこまで気にならないはずです。頻繁に持ち運ぶ用途なら、1000Whクラスかキャリーの併用をおすすめします。
「型落ち寸前で大丈夫?」
後継機が出ても、2000 Newの性能が落ちるわけではありません。
むしろ、完成度の高い製品が割引価格で手に入るチャンスです。10年使えるリン酸鉄リチウムイオン電池なので、長く使えます。
「本当にエアコンが動く?」
動きます。
800Wのエアコンで5.5時間稼働を実測しました。起動時の突入電流も4400Wサージ対応でクリア。通常のコンセントと変わらない感覚で使えます。
2000 Newと1000 New・3000 New買うならどれ?

Jackery Newシリーズは以下の記事で詳しく解説しています。
買うべき人・避けるべき人
こんな人におすすめ
- 据え置きメインで使いたい人:リビングや寝室に置いて、停電対策として
- ペットを飼っている人:UPS機能で留守中の停電も安心
- セール価格で大容量が欲しい人:型落ち寸前の今が狙い目
- Jackeryブランドの安心感が欲しい人:10年保証、カスタマーサービスの評判も良好
こんな人は別の選択肢を
- 頻繁に持ち運びたい人:17.9kgは重い。1000Whクラスか、キャリー併用を
- USBポートをたくさん使いたい人:3ポートは少なめ。カーチャージャーで拡張するか、他機種を検討
- 最新機種にこだわる人:後継機の発表を待つのも選択肢
まとめ:型落ち寸前の今が買い時
Jackery 2000 Newは、2000Whクラスの完成度が高い製品です。
エアコン5.5時間、電気毛布33時間という実測データ。UPS機能でペットの留守番対策もできる安心感。据え置きメインで使うなら、十分な実力を持っています。
17.9kgという重さ、USBポート3つという制約はあります。でも、据え置き用途なら大きな問題にはなりません。
後継機の噂もあり、型落ち寸前かもしれません。だからこそ、セール時の割引率が大きい今が狙い目ではないでしょうか。
10年使えるリン酸鉄リチウムイオン電池。長く付き合える相棒として、検討してみてください。
この記事では実機レビューとして可能な限り詳しくご紹介しました。
まだ気になる点があれば、ぜひコメント欄でお聞かせくださいね。
開示条件
本記事で紹介する製品は、「Jackery Japan」から1ヶ月間の無償貸与を受けたものです。本記事の作成にあたり、メーカーからの金銭的な対価は一切受けていません。本記事の内容は全てパワーバンクスの独自の視点で作成しており、メーカーや広告主による影響は一切ありません。詳しくは、当サイトのコンテンツポリシーをご覧ください。
ありがとうございます!
とても参考になります
マルダイ様、お返事ありがとうございます!
また、何かありましたら、お気軽にコメントをくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします。
お疲れ様です。
Jackery2000Newを検討しています。
ソーラーパネル100W2枚と200W1枚で迷っています。
どちらが効率的でしょうか?
マルダイ様、コメントありがとうございます!
Jackery ポータブル電源 2000 Newとソーラーパネルの組み合わせですね。
結論から申し上げますと、Jackery 2000 Newの場合、基本的には200Wパネル1枚の方が効率が良いと考えられます。
ただし、設置場所や使い方によっては、100Wパネル2枚の方が適している場合もあります。
以下に、それぞれの選択肢の比較と、考慮すべき点をご説明します。
【各選択肢のメリット・デメリット】
【ソーラーパネル 200W 1枚】
・メリット
発電効率が高い(パネル自体の変換効率は一般的に200Wの方が高い傾向)
設置が比較的簡単(1枚で済む)
収納スペースが少なくて済む
後からの増設が容易(もう1つのポートが空いているため)
・デメリット
重量があるため、設置や移動が大変な場合がある
横長のため、一部に影がかかると発電効率が大きく低下する可能性がある
【ソーラーパネル 100W 2枚】
・メリット
1枚あたりが軽量で扱いやすい
2枚に分かれているため、設置場所の自由度が高い(例:1枚が影に入っても、もう1枚で発電できる可能性がある)
・デメリット
設置に手間がかかる(2枚設置する必要がある)
収納スペースが2枚分必要
後からの増設時にポートが足りなくなる可能性がある(2ポートとも埋まってしまうため)
【考慮すべき点】
・設置場所の日当たり
常に日が当たる広い場所があるなら、200Wパネル1枚が有利です。
時間帯によって日陰になる場所がある、または、設置場所が限られている場合は、100Wパネル2枚を分けて設置する方が、発電量を確保できる可能性があります。
・持ち運び・設置の負担
200Wパネルは重量があるため、設置や移動が大変な場合があります。
100Wパネルは比較的軽量で、扱いやすいです。
拡張性
後からソーラーパネルを増設する可能性がある場合は、200Wパネルの方が有利です。100Wパネル2枚だと、入力ポートが両方とも埋まってしまいます。
【まとめ】
Jackery 2000 Newで200Wのソーラー充電を行う場合、効率面および将来の拡張性では200Wパネル1枚が優れていますが、設置場所や使い方によっては100Wパネル2枚の方が適している場合もあります。
また、何かありましたら、お気軽にコメントをくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします。