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Jackery SolarSaga 100(型番:JS-100F)と(型番:JS-100C)の最大の違いは、IBC技術という素材・セル構造の進化。
ネット上で見かける「両面発電で1.5倍速」は誤情報で、実際の裏面発電は最大30%程度です。
本質的な進化は、850gの軽量化(約20%減)、IP68防水、4,000回折り畳みテストをクリアした耐久性。
JS-100Cは廃盤のため、現在はJackery SolarSaga 100 JS-100F一択です。
どんな質問でも大歓迎ですので、お気軽にコメント欄で教えてくださいね。

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JS-100FとJS-100Cのスペック比較
| 項目 | JS-100F(新) | JS-100C(旧) | 差は? |
| 最大出力(STC) | 100W±5W | 100W | – |
| 最大出力(BNPI) | 104W±5W | – | 両面発電対応 |
| 重量 | 3.6kg±0.3kg | 4.45kg | 約850g軽量化 |
| 防水等級 | IP68 | IP65 | 向上 |
| 保証期間 | 3年+2年延長 | 2年 | 向上 |
| 変換効率 | 23.7~24% | 23% | わずかに向上 |
| 開放電圧 | 24.8V±5% | 24.8V | 同じ |
| 短絡電流 | 5.4A±5% | 5.6A | わずかに減少 |
| 両面発電係数 | Pmax>30% | – | 新機能 |
| 折り畳み耐久 | 4,000回テスト | – | 向上 |
| セル技術 | IBC | 単結晶 | 最大の違い |

JS-100C:従来の単結晶セル

従来のソーラーパネルは、セルの表面に銀色の電極(バスバー)が格子状に配置されています。
パネルを見ると、セルの表面に細い線が走っているのが分かりますね。
これが電極で、太陽光を遮ってしまい、わずかながら発電効率を下げる要因になっていました。
JS-100F:IBC(インターデジテーテッド・バック・コンタクト)セル

IBC技術では、すべての電極をセルの裏側に配置します。
つまり表面はセルだけ。電極は一切ありません。
1. 変換効率向上
太陽光を100%受けられるため、変換効率が向上。JS-100Cの23%に対し、JS-100Fは23.7〜24%を実現しています。
2. 軽量化
電極構造が裏面に集約されることで、フレーム構造を最適化。結果として約850g(20%)の軽量化を達成しました。
3. 耐久性向上
従来のパネルは表面の電極が劣化しやすく、特に折り畳み式では断線のリスクが高いのが悩みでした。
ところがIBC技術では電極を裏面に配置しています。表面に電極がないため劣化リスクがグッと下がります。なんと4,000回の折り畳みテストもクリアしているんですよ。
折り畳み部分って実は最も故障しやすいポイントなんです。ここが丈夫だと製品寿命が確実に延びるので、これは嬉しい改良ですね。
4. 両面発電
電極構造が裏面に集約されたおかげで、裏面にもセルを配置できました。
地面からの反射光も発電に利用できます(追加発電量は最大30%程度)。
IBC技術の実用的な意味
IBC技術の最大のメリットは、何といっても軽量化と耐久性向上です。
850gの差って、数字で見ると小さく感じるかもしれません。でも実際に持ち運んでみると、この差は本当に大きい。
車からキャンプサイトへ運ぶとき、階段でベランダに持っていくとき、災害時に避難所で使うとき。こういった場面では軽さこそ正義です。
特に女性や高齢者の方にとって、4.5kgと3.6kgの差は決して無視できません。
私自身、実際にJS-100Fを何度も持ち運んでテストしましたが、「これなら本当に気軽に使える」と心から思えました。
よく誤解されている「両面発電」の真実

ネット上でよく見かける「両面発電で片面より50%増の充電、つまり1.5倍速くなる」という情報は、正確ではありません。
実際のデータ:最大30%程度の追加発電
JS-100Fの取扱説明書には、以下の記載があります。
両面係数(Bifaciality Coefficient):Pmax>30%
これは「裏面からの発電量は、表面の最大30%程度」という意味です。
つまり
- 表面:100W
- 裏面:最大30W
- 合計:最大130W
「1.5倍速」ではなく、「最大1.3倍」が正しい表現です。
しかも、この30%という数値は理想的な条件下での話。実際にはもっと低くなります。
実測データ:銀シートで7%増加

私が実際にJS-100Fで検証したところ、裏面に100円ショップの銀色シート(保温シート)を敷いた場合、発電量は約7%増加しました。
検証条件
- 晴天の7月上旬
- 時刻:13時頃
- 地面:コンクリート
- 反射材:銀色保温シート
通常の地面(草地や砂利)では、反射率がさらに低くなるため、両面発電の効果はもっと小さくなります。
理想的な条件(太陽高度が高い正午、反射率の高い白い地面)であれば、10〜20%程度の増加が期待できますが、現実的には5〜15%程度の増加と考えるべきです。
「1.5倍速」という情報がいかに誇張されているか、お分かりいただけたでしょうか。
JS-100FとJS-100Cの実用的な3つの違い

IBC技術の採用により、以下の3点が大幅に改善されました。
1. 850gの軽量化

- JS-100C:4,450g
- JS-100F:3,600g
- 差:850g(約20%軽量化)
850gは、500mlペットボトル約2本分の重さです。
「たった850g」と思うかもしれませんが、実際に持ち運ぶと大きな差を感じます。
- 車からキャンプサイトへ運ぶとき
- 階段でベランダに持っていくとき
- 災害時に避難所まで持っていくとき
こういった場面で、この850gの差が「気軽に使える」か「億劫になる」かの境界線になります。
2. IP68防水性能
- JS-100C:IP65(雨に耐える)
- JS-100F:IP68(継続的な水没に耐える)
IP等級の違いを簡単に説明すると
- IP65:水流に耐える(雨に濡れてもOK、でも水没はNG)
- IP68:継続的な水没に耐える(水の中に沈めても大丈夫)
ゲリラ豪雨や台風の中でも、JS-100Fなら安心して使えます。
ただし、出力端子は防水ではないため、ケーブルを接続している状態では、接続部を濡らさないよう注意が必要です。
3. 5年保証
- JS-100C:2年保証
- JS-100F:3年保証+2年延長で合計5年
JS-100Fは、基本保証3年に加えて、製品登録をすると自動的に2年延長され、合計5年保証になります。
ソーラーパネルは長期間使う製品です。10年、15年と使い続けることも珍しくありません。
だからこそ、保証期間の長さは重要です。5年保証があれば、初期不良だけでなく、数年使った後の故障にも対応してもらえます。
Jackery SolarSaga 100W JS-100Fは単品で買える?

2025年現在、JS-100Fは単品購入できます。
Jackery公式サイトで単品販売していますので、既にJackeryのポータブル電源をお持ちの方は単品購入がおすすめですね。
初めてJackery製品をお使いになる場合は「Jackery Solar Generator 1000 New」などのセット商品がお得です。
ポータブル電源とソーラーパネルをまとめて購入すると、セット割引が適用されます。
他社製ポータブル電源への接続時は少し注意が必要

JackeryのソーラーパネルはDC8020という独自コネクタを採用しているためです。
他社製品に接続する際は変換アダプタが必要になることがあります。
必要なパーツについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】:実証済み!ソーラーパネル変換ケーブル・パーツ
結論:JS-100FとJS-100Cの違いは「IBC技術」

JS-100FとJS-100Cの本質的な違いは、IBC技術という素材・セル構造の進化です。
「両面発電で1.5倍速」という情報をよく見かけますが、これは誤解を招く表現。実際の裏面発電は最大30%程度なんです。
本当の進化ポイントはこちら
850gの軽量化で約20%も軽くなり、持ち運びが格段に楽になりました。
IP68防水なので急な雨でも慌てる必要なし。
5年保証で長期間安心して使え、4,000回の折り畳みテストをクリアした頑丈さも魅力的です。
JS-100Fを選ぶべき人
次のような方には、JS-100Fを強くおすすめします。
Jackery 1000 Newとのセット購入を検討中の方、とにかく軽量なソーラーパネルが欲しい方、長期保証を重視する方。
キャンプや車中泊、災害時の備えとして考えている方、女性や高齢者の方が持ち運ぶ機会がある場合にも最適でしょう。
JS-100Cの現状:中古での購入
JS-100Cは残念ながら廃盤となっており、新品での購入はできません。
中古市場(ヤフオク・メルカリ等)では時々見かけますが、保証がない(メーカー保証は譲渡できません)、劣化状況が分からない、折り畳み部分の耐久性に不安があるといったリスクがあります。
パネル面が綺麗でも折り畳み部分の故障は画像からは判断できないので危険だと思います。
Jackery公式の認定中古品なら保証も付いて安心ですが、今から購入するなら技術面で進化したJS-100Fの方が結果的にお得になると思います。
【関連情報】:Jackery公式認定中古品 ←たまにJS-100Fも中古品が出ています!
ご質問や実際に使ってみた感想など、コメント欄でお気軽にお聞かせください。
よくある質問
Q両面発電で1.5倍速って本当?
残念ながら、これは誤った情報です。
裏面からの追加発電は最大30%程度で、実測では5〜15%の増加が現実的。「1.5倍速」という表現は、かなり大げさですね。
取扱説明書にもしっかり「両面係数:Pmax>30%」と記載されているので、メーカーも過度な期待は禁物だと示しています。
QJS-100Fは単品で買えますか?
はい、2025年10月現在、Jackery公式サイトで単品購入できます。
既にJackeryのポータブル電源をお使いなら単品購入がベスト。初めての方は、セット購入(Jackery Solar Generator 1000 Newなど)の方がお得になることが多いです。
QJS-100CとJS-100Fを同時に、Jackery 1000 Newへ接続できますか?
いいえ、推奨されません。異なる型番のソーラーパネルを1台のポータブル電源に接続するのは避けましょう。
電流特性が違うため発電効率が下がってしまい、パネルにも余計な負担をかけてしまうんです。Jackeryでは同じ型番のパネルを複数枚使うことを推奨していますよ。
補足:SolarSaga 100Wの系譜
JS-100FとJS-100Cの位置づけを理解するため、SolarSaga 100Wシリーズの系譜を整理してみました。
折りたたみ100W(本流)の進化
- Jackery SolarSaga SPL101(2021年6月〜)
Jackeryソーラーパネルの国内展開初期モデル。折りたたみ・単面発電でDC7909コネクタを採用。
- JS-100A(移行期)
JS型番への移行初期モデル。情報は少ないですが、接続ガイドに記載があります。
- JS-100C(〜2023年頃)
普及期を支えた主力モデル。単結晶セル、IP65防水、2年保証で多くのユーザーに愛用されました。
- JS-100F(2024年〜現在)
現行フラッグシップモデル。IBC技術、両面発電、IP68防水、5年保証と、大幅な進化を遂げています。
派生モデル(特殊用途ライン)
本流とは別に、特定のニーズに特化したモデルも展開されています。
SolarSaga 100S(2021年11月):四つ折り設計で携帯性を重視。コンパクトに収納したい方向け。
JS-100D “100 Mini”(2023年12月):細長形状(1675×420mm)で軽量化を追求したモデル。
JS-100E “100 Prime”(2024年):固定設置専用(折りたたみ不可)。Anderson端子採用で車載・住宅用途に最適化。購入しました ▶︎ Jackery SolarSaga 100 Prime ソーラーパネル 実機レビュー
系譜から見るJS-100Fの立ち位置
JS-100Fは、折りたたみ100Wシリーズの集大成といえる存在です。
SPL101から数えて4世代目にあたり、JS-100Cの正統な後継機。IBC技術の採用により、従来モデルを大きく上回る性能を実現しました。
派生モデル(100S、Mini、Prime)は用途特化型なので、一般的なキャンプ・車中泊・災害備蓄なら、JS-100Fが間違いない選択といえるでしょう。
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