Jackery Japanが発表した「Jackery Drive Charger 600W」の主な情報は以下の通りです。

注意:DC8020入力ポート搭載のJackery電源専用。DC7909やUSB-Cへの変換接続は厳禁。

発表の要点:何が新しい?

  • 最大600W出力(50V/最大12A):一般的なシガーソケット充電(約100W)比で“約6倍”のスピードをうたう。12V/24V車に対応。
  • スマート制御:ACC連動+電圧検知で、自動開始/停止。低電圧時は待機に移行して車両バッテリーを保護。
  • 静音&堅牢動作音40dB未満IP40相当の防塵設計、−20〜60℃動作。金属筐体で放熱性に配慮。
  • 対応と注意DC8020入力ポート搭載のJackery電源専用。DC7909やUSB-Cへの変換接続は厳禁(損傷・火災・爆発のリスク)。
  • 取り付け専門業者での施工推奨。配線はヒューズ/ACC連携/アンダーソン中継などを含む。
  • 価格とセール:66,000円→36,300円(45%OFF)9/29→10/29の期間限定。保証は本体2年(セット対象の一部ポータブル電源は最長5年)。

Jackery Drive Charger 600W ― 購入前のチェック

この製品は「手間をかけずにJackeryで安全に走行充電したい人」には最適。

一方で「汎用性やコスト最優先」の人には合いません。要点は次の6つだけ。

メリット(買う理由)

要点項目こういう人に刺さる
エコシステム一体設計Jackery本体へDC8020で直結。アダプタ自作・変換の悩みゼロ。配線で迷いたくない
ACC連動の安全制御エンジンOFFで自動停止。バッテリー上がりリスクを回避。車の電装が不安
サポート窓口が一本化充電器⇄本体の切り分けでたらい回しにならないトラブル時の安心が最優先
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留意点(やめる理由)

要点項目気になる人
取り付けは業者前提ユーザー施工非推奨。本体価格+工賃数万円が目安。DIYで節約したい
Jackery専用他社(EcoFlow/Anker 等)へ流用不可。買い替え時に資産化しにくい。将来の乗り換え前提
スマート機能なしアプリ連携・細かな設定不可。表示は本体インジケータ中心。発電・充電を数値追跡したい
調整の余地が少ない50V固定×最大12A実効Wはポタ電側の受け入れ上限で決まる。自分でコントロールしたい
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結論:どちらのタイプ?

Good
  • Jackeryを今後も使い続ける
  • 配線や電装に時間を使いたくない
  • 多少のコストより安全・確実を取りたい
Bad
  • DIYで取り付けできる・総額コストを抑えたい
  • 将来は他ブランドも自由に組み合わせたい
  • アプリでモニタリングや調整をしたい

他社走行充電器との比較(EcoFlow・BLUETTI・Dabbsson)

製品名最大出力安全性対応範囲逆充電セール価格
EcoFlow 500W500WGaNで発熱抑制幅広い(他社OK)搭載33,000円
BLUETTI Charger 1560W空冷構造幅広い(他社OK未搭載33,000円
Jackery600WACC自動検出+電圧検知自社製品に限定未搭載36,300円
Dabbsson Charger S560W空冷構造幅広い(他社OK未搭載29,600円
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のちほど、詳細な走行充電器比較記事を公開いたします。

核心の分析:注目すべきは“600W×車両保護”の現実解

600Wという上限は、50V×12Aでの理論値。

実際の充電ワットは車両の発電余力・回転数・同時使用電装で上下する。ここで効いてくるのがACC+電圧検知だ。

アクセサリー電源に連動して自動で待機/停止し、電圧が落ち込む場面では保護側に振る。

単なる“昇圧器”ではなく、車側の都合に合わせて出力を調律する設計思想が肝。

結果として、1000/2000/3000WhクラスのJackeryと組むと「移動=充電」という運用の歩留まりが上がる。

シーンを選ぶ大出力でも、車両保護の現実解でバランスを取ったのがこの製品だ。

【取り付け方法】Jackery Drive Charger 600W

付属品とコネクタ(配線は“工賃を払って確実に”が正解)

  • 同梱:本体、6m入力ケーブル1.5m出力ケーブル(先端DC8020)、6m ACCケーブルヒューズ&ホルダーM6ボルト/ナットST5.5ネジ、ワッシャー類、ユーザーガイド。中継にアンダーソンコネクタを採用。
  • 推奨:専門業者による取付。自己施工は非推奨(FAQでも明記)。

取り付け・配線の要点(安全と品質の肝)

  • ヒューズ端子の締付トルク:3〜4 N·m(緩いと発熱・溶損、締め過ぎも破損リスク)。
  • OT端子はバッテリー(+/−)へ確実に接続、ACCケーブルは片端切断→車両ACCラインへ結線
  • 周囲20cmは物を置かない(放熱確保)。
  • 取り付け方法はM6ボルトで面固定など手順が図解。

結論

Jackeryが好き、Jackeryのポータブル電源しか使わないといった方にはおすすめ。

自由度を求める方はEcoFlowやBLUETTIがいいですね。

スペック表(日本版)

製品名Jackery Drive Charger 600W
型番JA-AD600A
入力DC 11.8–32V / 60A(12V/24V車対応)
出力50V / 最大12A / 最大600W
動作温度 / 湿度−20〜60℃ / 5〜95%
保管温度 / 高度−30〜80℃ / ≤3000m
保護等級IP40
動作音40dB未満
寸法 / 重量259×154.5×39.3mm / 約1.6kg
対応ポータブル電源DC8020入力を備えるJackeryモデル(一覧は公式参照)
付属品入力6m / 出力1.5m(先端DC8020)/ ACC 6m / ヒューズ&ホルダー / M6ボルト&ナット / ST5.5ネジ / ワッシャー / 取扱説明書
価格 / セール66,000円(税込) / 36,300円(45%OFF)9/29→10/29
保証本体2年(対象ポータブル電源は最長5年保証あり)
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充電時間の目安(Jackeryラボ測定条件:25℃)

  • Explorer 1000 New(1070Wh)約3.0時間(約50V/8A≈400W)
  • Explorer 2000 New(2042Wh)約5.6時間(約50V/8A≈400W)
  • Explorer 2000 Plus(2042Wh)約3.7時間(約50V/12A≈600W)
  • Explorer 3000 Pro(3024Wh)約5.5時間(約50V/12A≈600W)
  • Explorer 3000 New(3072Wh)約5.6時間(約50V/12A≈600W)

脚注 / 注意点

  • 実効出力:車両の発電余力に依存し一定ではない。低電圧継続やACC未接続時は待機/停止する。
  • 施工:熱とトルク管理、ACC結線の品質が安全性を左右。専門業者推奨
  • 防塵・防水:公式の仕様はIP40(防塵)防水ではないため設置場所に配慮。
  • 変換アダプタでの接続は禁止