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2025年に入り、EcoFlowやAnkerから、10万円超の高機能ポータブル冷蔵庫が登場しました。氷が作れたり、内蔵バッテリーで長時間使えたりと機能は充実しています。

ただ、それだけの価格をかけるなら、自宅の冷蔵庫を買い替えたくなる方もいるかもしれません。私自身もそう感じていました。

7年以上使ってきた「ボナルカ ポータブル冷蔵庫」がそろそろ寿命を迎えそうだと感じていた頃、Amazonで見つけたのが、税込3万円ほどの「BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L【CRPRO30】」です。価格と容量のバランスがよく、試しに購入してみました。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

車載冷蔵庫は、長距離運転の仕事や災害時の備えとして活用できる便利な製品です。ただ、選択肢が多く、何を基準に選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Amazonで購入した「BougeRV 車載冷蔵庫 CRPRO30」の使用感や特徴を、実際に試した内容を交えてお伝えします。

ポータブル電源との接続方法や冷却性能、ソーラーパネルとの組み合わせまで、さまざまな使い方を試しながら、この製品の実力を検証しています。

どんな質問でも大歓迎ですので、お気軽にコメント欄で教えてくださいね。このレビューが製品選定の参考になれば幸いです。

2023年6月に購入。2025年8月現在も元気に稼働中!1年中通電して使い続けています。

BougeRV
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製品スペックと同梱物

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
2Lペットボトルを置いてサイズ感を掴んでみました
メーカーBougeRV
型番CRPRO30
容積29L
サイズ横59 x 奥行き32 x 高さ41cm
庫内サイズ横35 x 奥行き25 x 高さ33 cm
重量13.2kg
定格消費電力ECO:省エネモード 36W / MAX:急速冷却モード 45W
定格電圧DC: 12V/24V、AC: 100~240V
冷媒R-134a

外観

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
正面

サイズは、横59 x 奥行き32 x 高さ41cm、重量13.2kgとなっています。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
背面
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
左側面:上から栓抜き・固定用部品・持ち手
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
右側面:電力インプットやモーター部分・ファンはこちらに
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
前面右から右側面にファン
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
上部
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
庫内
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
仕切りは取り外せる
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
庫内にはLEDライトあり
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
上部右:内蔵バッテリー収納部・操作パネル
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の液晶パネル
液晶ディスプレイは簡潔でわかりやすい
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の内蔵バッテリーケース
内蔵バッテリーケース兼収納ボックス
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
使用していない電源ケーブルを収納可能
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の上蓋
上蓋には飲み物を置く窪みあり
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】のスペック
上蓋の裏側にはスペック表あり

サイズ感:2Lペットボトルを入れてみました

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
高さも十分
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
仕切りを取れば、横に置くことも可能

ご覧の通り、2Lのペットボトルを縦にでも横にでも入れることができます。庫内サイズは実寸で、横35cm・奥行き25cm・高さ33cmです。

同梱物:取扱説明書・DCケーブル・ACケーブル

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の同梱物
同梱物一式
  • 取扱説明書
  • AC電源ケーブル(2m)
  • DC(シガーソケット)ケーブル(3.5m)
  • DC(シガーソケット)ケーブル(20cm)
  • ゴム足の予備2つ

取扱説明書:BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】(クリックするとPDFが開きます)

製品の特徴

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

本製品は、冷蔵庫としての基本である冷却性能に優れており、最低温度は-22℃。冷凍食品や飲み物も凍ったまま保存できます。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
DC 12V/24V対応

また、DC電源(12V/24V)に対応しているため、軽自動車から大型トラックまで幅広い車両で使用可能です。中でもトラック運転手にとっては、堅牢な設計と耐震性能が安心材料になるはずです。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

バッテリーの過放電を防ぐ電圧保護機能も搭載されています。電圧が下がると自動で電源がオフになり、車のバッテリー上がりを防ぎます。

さらに、電源が復旧すれば自動で再起動するため、手動で操作し直す必要もありません。長時間のドライブや車中泊でも安心して使えます。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

付属の3.5mシガーソケットケーブルを使えば、車内後方への設置も可能。電源の取り回しに困らず、自由なレイアウトがしやすくなっています。

別売の内蔵バッテリーや外部ポータブル電源とも併用でき、電源が確保しづらい環境でも使用できます。CRPRO30専用の内蔵バッテリーは、シガーソケットから出力が可能で、他機種の冷蔵庫でも利用できる汎用性があります。

「内蔵バッテリー」とはいえ、実際には専用ケースにぴったり収まる小型のポータブル電源です。収納にこだわりがなければ、市販のポータブル電源でも十分に代用できます。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?

ソーラーパネルと併用すれば、太陽光のみでの稼働も可能です。晴天時には電力を途切れさせることなく、冷蔵庫を継続して使えます。災害時など、電源の確保が難しい場面でも心強い選択肢となるでしょう。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

このように、車中泊や長距離移動、日常使いから非常時の備えまで、幅広い用途に対応できるのが本製品の魅力です。多様なライフスタイルに自然に溶け込む、頼れる1台といえるでしょう。

製品の使用レビュー

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】使用レビュー
BougeRV 車載冷蔵庫 CRPRO30とALLPOWERS R600

このセクションでは、BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】を検証しました。

長時間の使用時のバッテリー消耗、冷却性能や氷作り能力、保冷力、互換性のあるポータブル電源、ソーラーパネルからの電力供給、騒音レベル、収納能力、そして実際に車に積んだ時の大きさなど、多角的な観点からのレビューを行います。

そして、「こんな検証をして欲しい!」といったご意見がありましたら、ぜひコメント欄よりお知らせください!

ポータブル電源で何時間使えるかな

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】とリバー2
BougeRV 車載冷蔵庫 CRPRO30とエコフロー リバー2

ポータブル電源を用いてこの車載冷蔵庫がどの程度稼働するか、という疑問は、主にコンセントが利用できない野外での使用を考える方々にとっては重要な要素でしょう。そこで、私はポータブル冷蔵庫の使用ガイドを作成するために、稼働時間の検証を行いました。

具体的には、エコフロー リバー2というバッテリー容量256Whのコンパクトなポータブル電源を用いて、継続稼働時間を計測しました。

ポータブル電源とBougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】で何時間使えるかな

結果をまとめると、この車載冷蔵庫は、シガーソケットからの直接給電とACコンセントからの給電とでは、効率が異なることがわかりました。

車載冷蔵庫はDC駆動型で、DC電源から直接給電することで変換の無駄を省き、効率よく運用することが可能です。

最終的な結果としては、ACコンセント給電の場合、8時間でバッテリーがゼロになるのに対し、シガーソケット給電では12時間の稼働が可能でした。

マイナス22℃までにかかる時間を計測

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はマイナス22℃まで下げられます

今回は、車載冷蔵庫の能力を試すために、まずは庫内の温度をマイナス22度まで下げてみることにしました。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
スタートの冷蔵庫内温度
検証日の天候
検証日の天候

検証したのは気温19.8度、曇りの日。スタートの冷蔵庫内温度は20度で、MAXモードを使用して最短の時間で温度を下げることを目指しました。

なお、消費電力の計測を行うため、今回はACコンセントから給電を行いました。その際に使用したポータブル電源はALLPOWERS R3500です。

MAXモードを使用すると電圧が14.6V程度になるため、車のシガーソケットからの給電ではヒューズが飛ぶ可能性があるので注意が必要です。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の検証
白い機器の上の数字が継続時間です
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】の消費電力
白い機器の下の数字が消費電力です

結果、マイナス22度に達するのに要した時間は1時間11分、消費電力は50Whでした。出力は概ね35Wから45Wの間で変動していました。

BougeRV 車載冷蔵庫で氷が作れるかな?

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29Lで氷を作るチャレンジ

次に、冷蔵庫で氷が作れるかどうかの実験を行いました。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】で氷を作る
1時間後の状態
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】で氷を作る
1時間後の状態

一時間後に冷蔵庫を確認したところ、表面は凍っていましたが、まだ氷は形成されていませんでした。上部に霜が出来ていたため、上部の方が温度が低い可能性があります。冷凍のお肉も入れて、保冷力をさらに確認しました。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】で氷を作る
二時間後、氷ができました。お肉も凍ったまま
BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】で氷を作る
氷ができました

二時間後、再度確認すると、ついに氷が形成されました。お肉もまだ解けていません。

ただし、私の個人的な感想としては、氷を作るよりも既に冷えた氷を入れて保管する方が効率的に感じました。例えば、キャンプに行く途中でコンビニで氷を買ってきて冷蔵庫に保管する、といった使い方が考えられます。

今後は、庫内の温度を計測する機器を導入して、温度分布の計測も行ってみたいと思っています。

マイナス18度で電源を切ってからの温度を1時間ごとに計測

先ほど作成した氷とともに、今度は冷蔵庫の電源を切り、その保冷力を試してみました。この検証では、電源が切れた冷蔵庫がどれだけの時間温度を維持できるかを確認します。

実験を開始した時点での室温は22.1℃でした。冷蔵庫の温度は、-18℃からスタートしました。

1時間後、冷蔵庫内の温度は5℃まで上がっており、作成した氷も少し解け始めていました。一般的なアウトドア用クーラーボックスと比較して、電源を供給していない状態でのこの冷蔵庫の保冷力はあまり高くないようです。

また、この冷蔵庫は特別な密封性能を備えておらず、側面にはウレタンフォームなどの断熱材も入っていないと思われます。

3時間後には、冷蔵庫内の温度は11℃まで上がっていました。これは、飲み物がぬるくなるほどではありませんが、外気温よりは多少涼しい程度です。

これらの結果から、電源が切れた状態のこの車載冷蔵庫に対する過度な期待は適切ではないことがわかりました。ただし、これらの結果は、冷蔵庫が空であった場合のものです。氷や保冷剤を使用した場合、また冷蔵庫の開け閉めが少なければ、結果は多少改善する可能性があります。

スタート-18℃
1時間後5℃
2時間後9℃
3時間後11℃

どんなポータブル電源でも使えるのかな?

ポータブル冷蔵庫とポータブル電源

この製品はDC駆動時に約35W、AC駆動時には最大でも50Wと、比較的低電力で動作します。したがって、ほぼ全てのポータブル電源で使用できるでしょう。

実際の検証から言えば、この冷蔵庫は最大出力の約60%(DCなら21Wh・ACなら30Wh)を一時間あたりに消費します。なぜ、60%なのかというと、冷蔵庫は常に稼働しているわけではなく、間欠運転するからです。庫内の温度が上がると、下げるために稼働します。

使用したい時間とこの値をかけることで、必要なバッテリー容量を計算できます。

ソーラーパネルで充電しながら使うことはできるかな?

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】は、ソーラーパネルから直接電力を供給することはできません。この製品に限らず、ほとんどの車載冷蔵庫は直接ソーラーパネルから電力供給を受けられません。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?
ソーラー発電で冷蔵庫を動かすイメージ図

しかし、ポータブル電源を介せば、ソーラーパネルから電力供給が可能になります。これは、日中に太陽光が得られる時間帯には、電力コストが発生しないという利点があります。

電源がない場所でも、電力を生み出しながら冷蔵庫が使えるというワクワクする方法です。

下の画像は実際に、ソーラーパネル発電したポータブル電源から車載冷蔵庫に給電しているデータです。ソーラーパネル発電が48W、冷蔵庫の消費電力が28Wなので、20Wがバッテリーに充電されています。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?
ソーラーパネル発電が48W、冷蔵庫の消費電力が28Wなのでプラス

この冷蔵庫の消費電力は、DCで35W、ACで45W程度です。そのため、50W以上の発電量を持つソーラーパネルがあれば、ポータブル電源のバッテリーを使わずに、直接冷蔵庫に給電できます。

このようなやり方を、一般的にはパススルー充電と呼びます。なお、ポータブル電源によっては、ソーラーパネルからの電力をバッテリーを経由して冷蔵庫に送るタイプと、バッテリーを介さずに直接送るタイプがあります

バッテリーの劣化を避けるために、バッテリーを介さないDCパススルーのポータブル電源を使用することをお勧めします。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?

それでは、実際にソーラーパネルから発電した電力で車載冷蔵庫を動かしてみましょう。今回は、次世代パススルーを搭載したALLPOWERS R600というポータブル電源、そして同じくALLPOWERS製のフレキシブルソーラーパネル100Wを使用します。

ALLPOWERS R600 ソーラーパネル充電時のパススルーの仕組みについて

このALLPOWERS R600は、ソーラーパネルから発電した電力をバッテリーを介さずに直接送るタイプなので、バッテリーの劣化を気にすることなく安心して使用できます。

晴天時のソーラーパネルの発電能力が約75Wなので、約40W分はバッテリーに蓄電されます。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】はソーラーパネルで電力を供給できるかな?

これにより、車載冷蔵庫を使用しながら同時にバッテリーに電力を貯めることができます。そして、この蓄電した電力は、日が沈んだ後でも使用可能です。

よって、天候が良ければ、常に太陽光から得た電力で車載冷蔵庫を稼働させることが可能なシステムを構築することができます。

結論

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

この製品を購入するまでに、BougeRV楽天市場店カスタマーサポートの方と5回ほどやりとりをして、不安点を解消しました。とても親切なメーカーさんなので、疑問点は気軽に聞いてみることをお勧めします。

多数のテストを通じて、BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】は、その性能と汎用性を確実に証明しました。

特に注目すべきは、長時間の使用でも安定した冷却性能を維持できることと、電力消費が少ないため、低コストのポータブル電源でも長時間の運用が可能なことでしょう。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

ソーラーパネルを使った発電での稼働も視野に入れると電気料金をかけずに使い続けることも夢ではありません。

これらの特性は、アウトドア活動や停電時など、電源供給が制限される状況で非常に便利です。さらに、その手ごろな価格もこの製品の大きな魅力となっています。

BougeRV 車載冷蔵庫 Large 29L 【CRPRO30】

全体的に見て、この車載冷蔵庫は、アウトドアや車中泊、長距離運転を頻繁に行う方々にとって、有益で信頼性の高いアイテムと言えます。

疑問点がある場合は、どんな質問でも大歓迎ですので、お気軽にコメント欄で教えてくださいね。

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