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本記事は、停電時にペットの命を守るための具体的な電源対策に特化しています。 「ポータブル電源でエアコンを使う基本情報」については総合ガイドをご覧ください。ここでは特にUPS機能と緊急時の自動切替に焦点を当てて解説します。

まずは最も大切なポイントからお伝えします。
ペットと暮らしている方は、以下の対策を今日から始めましょう。
- 1500W以上の出力+UPS機能付きのポータブル電源を準備する:私の8年間80台以上の検証結果ではJackery ポータブル電源 1000 New(約7万円)がコスパ最高です。
- お使いのエアコンの消費電力を実測してみてください:カタログには800Wなどと書かれていますが、実際は室温が安定すると300〜400W程度になることがほとんどです。→ ワットチェッカー
ポータブル電源のUPS機能があると?
▶︎ 停電が起きてもエアコンを運転し続けられます。
通常時:壁のコンセントからエアコンに電力を供給しながら、ポータブル電源本体も充電します。
停電時:停電を検知すると、瞬時にバッテリーからの電力供給に切り替わり、エアコンの運転を止めません。
ペットだけで留守番しているときに、停電してしまった場合に役立つ機能です。

- ポータブル電源専門ブロガー
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- 100台以上の実機検証経験
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- ▶︎ プロフィール
【結論】停電を凌ぎたい時間からおすすめのポータブル電源を選ぶ
ゲリラ雷雨による停電であれば、2時間〜3時間エアコンを維持できればペットを守れます。
製品名は実機レビューへのリンクです。
| 製品名 | 価格感 | 公式サイト | アマゾン |
| BLUETTI Elite 200 V2 | 3〜4時間凌げる。すべてのポータブル電源で最もおすすめ(11万円) | BLUETTI公式 | BLUETTI公式 |
| Jackery ポータブル電源 1000 New | 1〜2時間凌げる。費用を少なくしたい(7万円) | Jackery公式 | Jackery公式 |
| Jackery ポータブル電源 3000 New | 6時間はエアコンを使いたい(22万円) | Jackery公式 | Jackery公式 |
| Jackery ポータブル電源 5000 Plus | 200V出力が使いたい(48万円) | Jackery公式 | Jackery公式 |
| BLUETTI Apex 300 | コスパ重視、バッテリーを拡張したい(16万円) | BLUETTI公式 | BLUETTI公式 |
公式サイトかアマゾンでセール価格になっているはずです。いくらで買っても効果は同じなので、できる限り安価に停電対策を!
ここまでが最低限必要な情報です。時間のある方は、以下も読み進めてくださいね。
同じように悩んでいる方々に有用な情報を提供できればと考えています。
解決策が見つからない場合は、どんな質問でも大歓迎ですので、お気軽にコメント欄で教えてくださいね。
エアコン継続時間検証結果
今までに検証してきたポータブル電源を表にしました。実機レビューや公式サイトへのリンクがありますので、興味を持った製品がありましたら読んでみてください。
| リンクはレビュー記事 | 使えた時間 | 容量 | 実売価格 | 1Wh単価 | 製品をチェック |
| Jackery 1000 New | 約4時間 | 1,070Wh | 76,890円 | 71.9円 | 公式サイト| Amazon |
| Jackery 2000 New | 約8時間 | 2,042Wh | 131,890円 | 64.6円 | 公式サイト | Amazon |
| Jackery 3000 New | 約11時間 | 3,072Wh | 215,880円 | 70.3円 | 公式サイト | Amazon |
| BLUETTI AORA100 | 約4時間 | 1,152Wh | 66,800円 | 58.0円 | 公式サイト | Amazon |
| BLUETTI Elite 200 V2 | 約10.5時間 | 2,073Wh | 129,800円 | 62.6円 | 公式サイト | Amazon |
| ALLPOWERS R1500 | 約5時間 | 1,152Wh | 80,000円 | 69.4円 | 公式サイト | Amazon |
| Dabbsson DBS1000Pro | 約4時間 | 1,024Wh | 85,000円 | 83.0円 | 公式サイト | Amazon |
| Dabbsson DBS1400 Pro | 約5.5時間 | 1,382Wh | 94,300円 | 68.2円 | 公式サイト | Amazon |
| ALLPOWERS R3500 | 約9時間 | 3,168Wh | 200,000円 | 63.1円 | 公式サイト |
| EcoFlow DELTA 2 | 約3.5時間 | 1,042Wh | 57,200円 | 54.9円 | 公式サイト |
なぜペットにとって停電が危険か?科学的に説明します

結論から申し上げると、夏場の停電は犬や猫にとって命に関わる危険があります。これは決して大げさな表現ではありません。
科学的な理由はこちらです。
- 犬や猫の体温調節能力は人間より劣っています
- 犬の正常体温は38.5〜39.5度(人間より高め)
- 環境温度が32度を超えると熱を放出できなくなります
- 熱中症で体温が44度に達すると細胞が壊死し始めます
2021年の千葉県の停電では、熱中症で2名の方が亡くなっています。体温調節機能が弱いペットはさらにリスクが高いのです。
日本の停電状況も年々変化しています。
- 2021年の平均停電回数:0.13回/年
- 台風15号(2019年):64万戸が停電、最長19日間復旧せず
「我が家は大丈夫」と思いがちですが、停電は予告なく訪れます。備えておくことが大切です。
▶︎ 日本の停電は少ない?多い国はどこ?世界の停電時間をくらべてみた!
最も簡単に2〜3時間の停電を乗り切る方法

停電対策として最も簡単な方法は、高性能なポータブル電源を使用することです。
具体的には、AC出力1,500W以上、バッテリー容量1,000Wh以上で、UPS(無停電電源装置)機能とパススルー充電が可能なものを選びましょう。
このポータブル電源をコンセントとエアコンの間に接続すると、留守中の停電時でもエアコンを動かし続けられます。
通常時は電源がそのまま通過するため、バッテリーの劣化を心配する必要はありません。停電が起きると、わずか20〜30ミリ秒で自動的にバッテリー給電に切り替わります。
この仕組みは、特に留守番中の小さな子どもやペットの安全を守るのに役立ちます。
急激な室温変化による健康リスクを防ぐことができるので、安心して外出できるでしょう。
Jackery ポータブル電源 1000 Newを使った検証

ポータブル電源の実用性を検証するため、「Jackery ポータブル電源 1000 New」を使って事務所のエアコン運転を試してみました。
使用したのは日立の10畳用エアコン「しろくまくん」です。
カタログ上の消費電力は800Wですが、実際の使用では室温が安定すると300〜400W程度まで下がります。
Jackery ポータブル電源 1000 Newのバッテリー容量は1070Whなので、停電時でも2〜3時間はエアコンを稼働させ続けることができます。
日本の一般的な停電時間は年間平均10〜20分程度なので、大規模災害を除けば十分に対応可能です。
停電が解消されれば、使用したバッテリーは自動的に充電されます。
エアコンの自動復帰設定を確認しておくと、より完璧な対策になります。
自動復帰機能がない場合は、スイッチbotなどのloTデバイスを使えば外出先からエアコンを再始動できます。
注意点として、落雷の種類によってはポータブル電源が故障する可能性があります。雷サージ対策済みのコンセントを使用するなど、追加の対策も検討しましょう。
ポータブル電源以外の代替案も検討しましょう
視野を広げて、他の選択肢も考えてみましょう。
- ペットホテル:一時的な預け先として(費用:1日3000円程度から)
- バッテリー式の扇風機:小型犬や猫なら冷却スポットとして効果的な場合も
- 保冷剤とペットベッド:緊急時の簡易冷却策(2〜3時間程度の効果)
- 親戚・友人宅への避難:エアコン環境がある場所を事前に確保しておく
- 車のエアコン
ジョイフル本田などのワンコが一緒に入館できるホームセンターも場所によってはいいかも。
5分でできる今日の行動プラン
理解したら行動に移しましょう。今すぐできることはこちらです。
- エアコンの消費電力を測定:ワットチェッカーを購入して実測してみましょう
- 必要なバッテリー容量を計算:上記の計算式で必要Whを算出してください
- 予算を決定:「ペットの命の価値」という視点から予算を考えてみてください
- UPS機能付きポータブル電源を選定:上記リストからご家庭に合ったものを選びましょう
- 停電時の避難場所をリストアップ:緊急時の代替プランも確保しておきましょう
最後にお伝えしたいのは、「価格が高い」と躊躇しているうちに停電が来て、大切なペットを失うことになったら取り返しがつかないということ。安全のための投資と考えてください。
これは単なる出費ではなく保険のようなものです。しかも掛け捨てではなく、キャンプや災害時にも活用できる資産になります。大切な家族の一員を守るための投資と考えてみてはいかがでしょうか。
追記:家族の安全を守る責任として、このような備えは決して過剰ではありません。ペットを家族の一員と考えるなら、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。以下の記事でもポータブル電源の選び方を詳しく解説しています。ぜひご覧になってください!

X(旧Twitter)上でも、話になりましたが「落雷時にポータブル電源の安全装置が働くいて供給が止まること」を確認しました。そこで管理人さんが「コンセントに雷ガードを設置したら・・・」という案を出していただきました。これについて皆さんと考えたいと思います。
まず、サージには3つの種類があると言われています。
【直撃雷】その名の通り、近所の電柱や送電設備や電源線に落雷
【侵入雷】電源線の送電網につながる、たとえばある程度の距離のある送電線やビルやマンションの電気設備などに落雷、そのまま自宅の電源線に進入してしまう。超高電圧が流れて地域停電が起こるのはこのパターンが多い
【誘導雷】送電設備そのものではなく近くの地表などに落雷し、影響を受けて送電電圧が一瞬上がる現象(電磁誘導)。上記二つに比べれば低い電圧が流れますが、ブレーカーが落ちたり停電することは少ない。(でも、パソコンなんかは壊れたりするので要注意)
直撃雷は火災が起こるレベルなので問題外。ここでは検討しません。
で、数千円程度で販売されている「雷ガード」と呼ばれるものが何を守れるかというと、【誘導雷】の範囲に止まるんです。そして雷ガードは「接続されている素子を自分で壊すことによって機器を守る」仕組みです。なので一度作動すると二度と電気を通しません、壊れちゃうのです。なので、ガードが上手に作動すると「後の時間は(元の商用電源が落ちていなくても)ポータブル電源に供給は不可能」になってしまいます。
メリットとデメリット(誘導雷の場合)
【メリット】
ポータブル電源を雷事由の故障から守ってくれる可能性が高まる
【デメリット】
商用電源が生きているのにポータブル電源に給電できない・以降はバッテリー駆動になる
雷発生の時刻を考えれば、夏のピークは16時頃ですから、そこから帰宅までの時間保てるバッテリー容量があるのかどうかが運用の分かれ目になるでしょうか。充分室内が冷えていればそこから2時間程度は極端な温度上昇は防げますしね。雷以外の停電要因として最も起こるうる「容量不足」も17−18時がピークなので起点時間は重なります。
これらを考えると、管理人さんの運用であれば一定の役には立つのではと考えます。
一方で【侵入雷】の場合ですが、こちらは雷ガードではそもそも防げないのと、ポータブル電源自体の破損リスクが大きいので、大容量ポータブル電源による独立運用しか実際は難しいと思われます。
最近のポータブル電電にはUPS機能を持ったものもありますが、落雷時の供給までは考えてないでしょうね。高機能な事業用UPSは雷サージ対策をして電源供給を続けられるように設計されているものもあります。ポータブル電源の価格を考えればそれを求めるのは難しいと思いますが、高機能化によって対応機種が出てくれると嬉しいですね。
ご参考まで。
news様、コメントありがとうございます。
サージの種類と雷ガードの関係は知らないことでした。
一番対処すべき侵入雷をUPSで防ぐ手段は身近にはないということなんですね。
雷が起きそうな日は、パススルーではなくポータブル電源での独立運用が望ましい、という表記に変更します。
雷以外の停電には、雷ガードと必要容量を持ったポータブル電源の組み合わせでしょうか。
ポータブル電源のUPS機能も「停電時に安心!」ではなく、「誘導雷には対処できます」という表記の方が正しいことになりますね。
サージ電圧の高いUPSをバックアップする役割ならば、ポータブル電源を活かせるかな?と思いました。
私の書いた記事では、停電対策におけるポータブル電源の使用方法が不十分であることがわかりました。
ALLPOWERSやBLUETTIなどメーカーさんに質問をして、記事内容を見直したいと思います。
この度は、非常に有益な情報を本当にありがとうございました!