ソーラーパネルは窓越しでも発電する?【ジャクリとエコフローで検証】

窓越しの発電量をジャクリとエコフローのソーラーパネルで検証

ジャクリとエコフローのソーラーパネルを使って、窓越しでの発電効率を検証しました。

結論として、ガラスや窓越しでソーラーパネルを使用すると、発電効率は50%程度低下することがわかりました。

ソーラーパネルを屋内や車内で使用したいと考えている方向けの記事です。

マンションなどでベランダへの設置が制限されていたり、車内に設置してサンシェードがわりにソーラー発電できないかなぁ、なんてお考えの方も。

しかし、「窓ガラス越しでソーラーパネルは発電するのか?」「どれくらい発電効率が下がるのか?」気になりますよね。

そこで今回は、同じ気象条件下で車のガラスの内側と外側で発電量を比較し、窓越しの発電効率を調べました。

この記事では、ジャクリとエコフローのソーラーパネルでおこなった検証の結果を共有します。

窓越しの発電量をジャクリとエコフローのソーラーパネルで検証

窓越しの発電量をジャクリとエコフローのソーラーパネルで検証

車のフロントガラスを使って、窓越しの発電量を計測しました。検証は、以下の3つのパターンで検証を行いました。

  1. 室内で適当に設置
  2. 室内で窓との間を開けないように設置
  3. 窓の外に設置

この検証により、窓ガラスを通すことによる発電量の低下度合いを確認することができます。

次のセクションでは、JackeryとEcoFlowのソーラーパネルを使った検証結果を見ていきましょう。

Jackery SolarSaga 40 Miniソーラーパネルでの検証

Jackery SolarSaga 40 Miniの発電性能
Jackery SolarSaga 40 MiniとJackery ポータブル電源 600 Plus

折り畳むと30cm角になるコンパクトなソーラーパネル「Jackery SolarSaga 40 Mini」で検証しました。

結果としては以下の表のようになりました。

条件電圧電流発電量
室内で適当に設置4.46V1.46A6.8W
室内でピッタリ設置4.99V1.43A7.14W
窓の外に設置5.15V2.73A14.1W

室内でソーラーパネルを使用する場合、窓ガラスを通すと発電量が大きく減少することが、検証結果から明らかになりました。

発電量の低下は、主に電流の減少が原因です。窓の外に設置した場合と比べると、室内で適当に設置すると電流は約半分に、発電量は約半分になってしまいます。

室内でも窓にピッタリ設置すれば多少改善されますが、それでも窓の外と比べると電流は約1.9倍、発電量は約2.0倍の差があります。

結論:室内に設置して、窓を通すと発電量は半減。だが、スマホの充電であれば十分実用的。

ここからは、検証の様子をお見せします。

1.室内で適当に設置

Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか
窓越しに適当に設置
Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか

ソーラーパネルを窓の内側に適当に設置したところ、発電量は6.8Wでした。

この発電量だと、iPhoneをフル充電するのに約2時間かかるペースです。

2.室内で窓との間を開けないように設置

Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか
窓にピッタリ接して設置
Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか

続いて、ソーラーパネルと窓との隙間を少し狭めてみました。すると、発電量が若干増加したことから、隙間を狭めることに一定の効果があることがわかりました。

3.窓の外に設置

Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか
外に設置
Jackery SolarSaga 40 Miniは室内でも発電するか

最後に、ソーラーパネルを窓の外に設置しました。

窓の外に設置した場合の発電量と比較することで、窓越しの設置では発電量がどの程度低下するのかを確認できます。

窓の外に設置した際の発電量は14.1Wで、窓越しの場合と比べて2倍の発電量が得られました。

EcoFlow 100W据え置き型ソーラーパネル(柔性)での検証

エコフロー リバー2とソーラーパネルでの充電時間の実例と注意点

続いて、EcoFlow 100Wソーラーパネル(柔性)を使って検証を行いました。検証の結果は、以下の表の通りです。

条件電圧電流発電量
室内で適当に設置13.22V2.27A30W
室内でピッタリ設置13.99V2.57A36W
窓の外に設置15.8V4.49A71W

ジャクリのソーラーパネルと同様に、EcoFlowのソーラーパネルでも窓越しの発電量は野外での発電量の約半分となりました。

ここからは、検証の様子をお見せします。

1.室内で適当に設置

エコフロー リバー2を窓際でガラス越しに使う場合の発電量
車の窓ガラスの中に設置(隙間あり)

窓ガラスとソーラーパネルに隙間があるパターンです。30W程度で発電できました。

エコフロー リバー2を窓際でガラス越しに使う場合の発電量
ソーラーパネル30W発電

2.室内で窓との間を開けないように設置

エコフロー リバー2を窓際でガラス越しに使う場合の発電量
車の窓ガラスの中に設置(隙間なし)

次に窓ガラスとソーラーパネルの隙間をできる限り減らしたパターンです。ソーラーパネルの後ろにリバー2を置いて、窓ガラスとの隙間をなくして設置しました。

少し伸びて36W程度でした。窓際に設置する際は、ガラス面に密着させたほうが効率が良いようです。

エコフロー リバー2を窓際でガラス越しに使う場合の発電量
ソーラーパネル36W発電

3.窓の外に設置

エコフロー リバー2を窓際で使う場合の発電量
車の外に設置

最後に、窓の外へ設置してみましょう。

エコフロー リバー2を窓際で使う場合の発電量
車の外に設置して71W発電

71Wで充電できました。車が北向きだったので少し条件が悪いです。

状況が良ければ80W以上で発電できます。

結論:窓越しのソーラー発電量は半減します

室内でソーラーパネルを使用する際、窓ガラスを通すと発電量が大きく減少することが検証結果から明らかになりました。この発電量の低下は、主に電流の減少が原因です。

窓の外に設置した場合と比べ、室内で適当に設置すると、電流と発電量は共に約半分になってしまいます。

電流が大きく減少する主な理由は、窓ガラスを通過することで日光の強度が弱まるためです。

一方、電圧はソーラーパネルの材料特性によって主に決まるため、日光の強度による影響は比較的小さいと考えられます。

したがって、ソーラーパネルで効果的に発電するには、できるだけ直射日光に当てることが重要です。

室内で使用する場合は、窓ガラスにピッタリと近づけることで、発電量の低下を最小限に抑えられます。

検証はここまでです。わからないことなどがありましたら、お気軽にコメント欄からお知らせくださいね!

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